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長野市城山動物園【1】|遊園地もある無料の動物園|長野市上松

善光寺の近くにある入園無料の都市型動物園です。
お隣の茶臼山動物園と比べると動物のバリエーションは劣りますが、小さな遊園地やふれあい広場があったりと、子供達に喜ばれる動物園です。
また、桜の名所としても有名です。

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【入園料】無料
【開園時間】9:00~17:00(11月~2月は16:30まで)
【休園日】12月~2月の月曜日(休日の場合は翌日】
      12月29日~12月31日
【お問い合わせ】
長野県長野市上松2丁目1−19
TEL:026-233-0586
動物園案内TEL:233-3611
http://www.johyama.com/

動物園手前にある立体駐車場 (無料)

動物園北側の駐車場 (無料)

どちらの駐車場に停めてもOK、どちらも無料!!

正門

隣接の長野市少年科学センター
科学を遊びながら学べる施設です。

開館時間 : 午前9時~午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
休館日: 月曜日、祝日の翌日、年末年始
入館料:個人/大人 250円 高校生150円小中学生50円
     団体/大人200円 高校生120円 小中学生40円

北門

入園料が無料で年中開園しているというのがありがたいです。

消毒マットを上を歩いて入園しましょう。
ペットの入園はできません!

動物園案内図

動物園の周りにピンクの木々が描かれているように、春の動物園は桜の名所です。

正門のすぐ違く、自転車置き場になっています。

人気者のカリフォルニアアシカ

カイリちゃん

水面から顔を出してナイスポーズ!!

シュンくん

ぐうたらなのかな?水中をゴロゴロ・・・。

のんびりまったりなシュンくんとカイリちゃん。

ふれあい広場

モルモットをさわったり抱っこしたりできるようになっています。
ちょうどふれあいタイム終了で片づけ中でした。

ふれあいタイムは10:30~11:30、1:30~2:30です。

生き物なのでやさしくね。

動物をさわる前後は手洗いをしましょう。

うさぎとモルモットの小屋

うさぎ

ガーネットちゃんとオパールちゃんです。

モルモット

たぶんチョーサクくん。

モルモットの由来

初めてオランダ人がモルモットを見た時に、ヨーロッパに生息しているアルプスマーモット(リス)と勘違いしたことからくるもので、日本に初めてモルモットが来た時、オランダ語の「マルモット」がなまって「モルモット」になったとされています。

アメリカンミニチュアホース

小型種の馬同士を掛け合わせた小さな馬の仲間で成長しても体高が90cmを超えず、馬の仲間では2番目に小さな馬。

すずちゃん 1992年3月31日生まれ

なんだか寝むそうにしてました。

ひときわ目立つアヒルのオブジェ

丸池の中には、コサギ、オシドリ、ゴイサギがいます。

写真に撮れたものだけご紹介します。

オシドリ

仲の良い夫婦のことを「おしどり夫婦」といいますが、実際のオシドリの夫婦は毎年相方を変えます。

野生は水草や木の実、虫、小魚などを食べるそうですが、動物園では、鳥用の配合飼料やワカサギ、フラミンゴ用のペレットを食べているそうです。

ゴイサギ

野生ではドジョウやカエル、サワガニ、フナなどを食べるそうですが、動物園ではアジやワカサギを食べているそうです。

サル舎とキジ舎

珍しいサルやキジがいますが、とても見づらい柵の中にいます。
無料ですから・・・仕方ないですね。

リスザル

一番端の檻にいるので観察しやすいです。それにかわいい。

それぞれのリスザルのプロフィール

サル山

サルの動きはやっぱり楽しい。

売店

ニホンザルのえさは1皿100円

軽食が食べられます。

大型遊具券も売っています。

動物のお食事タイム、この時間に行くと面白いかも。

アシカは11:00、15:30頃
ニホンザルは10:00、15:40頃

プレハブの休憩所

コインロッカーもあります。

動物園の人気者の写真がペタペタ貼ってあるトイレ

東屋

ピクニックテーブルも多めに用意されています。

動物の寿命

やっぱり人間ってすごい!!

動物のスピード

人は最高時速40kmらしい。

動物の繁殖一覧表

本物のゾウはいませんが、水飲み場がゾウです。

すべり台もゾウ!!

花壇の真ん中に銅ゾウ!!

長野市城山動物園【2】へ続く・・・。

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軽井沢の芽衣&浅見光彦の家|内田康夫、早坂真紀夫妻のティーサロン|軽井沢町発地

オーナは作家内田康夫、早坂真紀夫妻の森の中のティーサロンである。
作家内田康夫の推理小説に登場する名探偵浅見光彦の家も同じ敷地内にある。
最近は軽井沢の観光専門誌やテレビで紹介され人気となっている。

サロン名「軽井沢の芽衣」は早坂真紀の小説の名前をそのまま付けたと言う。
サロンの裏には「妖精の住む森」があり誰でも自由に散策できる。
場所は塩沢通りオリンピック開催の地、風越公園の交差点を左折した女街道にある。
冬季は閉店しているので要注意。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町発地1293-10
電話:0267-48-3838
[googlemap lat=”36.31369222632496″ lng=”138.6098912358284″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町発地1293−10[/googlemap]

軽井沢の中心部から離れた森の中に静かに佇むティーサロンである。
自分だけの時間を過ごす穴場にするには絶好である。


夏は緑の森の木立に囲まれた軽井沢の自然をそのまま残した、まだ未開発の場所にティーサロンはある。


秋は落葉松の紅葉が美しく、このティーサロンは秋の軽井沢を魅了させてくれる。


ティーサロン内は天井が高く吹き抜けになっており、ユッタリとした気持ちで寛げる。


ティーサロンはテラス席と続いており、夏は外からの爽やかな風がサロン内に吹き込む。


テラスの周りは木立に囲まれ、四季折々の軽井沢の自然を満喫させてくれる。


天気の良い日にはこの爽やかなテラス席がお勧めである。もちろんペット連れも歓迎である。


秋の少し肌寒い日には屋根付のテラス席でガラス越しに太陽を浴びながら食事やコーヒーを楽しむと良い。


コーヒーは芽衣オリジナルのブレンドを、オリジナルカップで飲ませてくれる。コーヒーはまろやかで濃がある。
また手作りのケーキは、コーヒーの味を一段と引立たせてくれる。


ティーサロン内では、内田康夫、早坂真紀の著書が販売されている。


内田康夫著書、浅見光彦の事件シリーズやベストセラーの小説が並ぶ。


壁面には「浅見光彦DVD」シリーズのパンフレッドが貼られている。


芽衣のオリジナルカップ、オリジナルブレンドコーヒー類が販売されている。


ここが「妖精の棲む森」の入口である。
ティーサロン芽衣のスタッフに妖精は本当におりますかと質問すると、「居ます」と笑顔で答えてくれた。なんとも微笑ましい会話である。


妖精の住む自然を大切にして欲しいと言う妖精達の切実な願いが書かれている。


妖精横断中を注意する立て札である。妖精達の邪魔をしないようにそっと森の中へと進む。


森の中の妖精。


妖精の森の中には妖精語で書かれた立て札がある。なんと書いてあるのだろう。


妖精の森は妖精達のために自然をそまま残している。もしかしたら妖精に合えるかも知れない、期待し静かにそっと散策しよう。


妖精の飛び出し注意標識である。


作家内田康夫の推理小説に登場する名探偵浅見光彦のファンクラブ「浅見光彦倶楽部」の会員専用の宿泊施設である。
ティーサロン芽衣の直ぐ近くに案内版がある。ここが「浅見光彦の家」の会員制宿泊施設である。


森の木立の中に建つログハウスである。客室は小説に登場する浅見家の人々の家をイメージして作られている。
又リビングやダイニングも小説をイメージした造りであると言う。


宿泊施設の全景である。小説浅見光彦事件のファンにとっては魅力的な宿泊施設である。


正面玄関は、宿泊施設とは思えない普通の民家(浅見家)の造りである。


正面玄関には、「浅見」の表札が掛けられている


宿泊施設の案内が説明されている。


浅見光彦のクラブハウスの案内がある。ここから車で5分程である。

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軽井沢タリヤセン 明治44年館 旧軽井沢郵便局舎|軽井沢町塩沢湖

国登録有形文化財(平成20年登録)旧軽井沢郵便局舎であり明治44年に建築された。
平成6年にタリアセン敷地内に「明治44年館」の名前で旧軽井沢銀座より移築された。

旧郵便局舎は、軽井沢の発展とともに外国人、政府の要人が多く滞在するようになり佐久地方唯一の二等郵便局に昇格した。これに伴い建設されたものである。
現在館内は「深沢紅子の野の花美術館」と、レストラン「ソネット」が利用している。
クラシックなレストランでの食事は格別である。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
電話:0267-45-3662
タリアセン入園料:大人800円、小中学生400円
明治44年館入館料:700円
[googlemap lat=”36.328287″ lng=”138.596006″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉塩沢[/googlemap]

塩沢通りのタリアセン正門の手前に立つ「明治四十四年館」入口の案内標識である。
一階はイタリアンレストランソネット、二階には深沢紅子の野の花美術館の案内がされている。
入館はタリアセン園内からもできる。


塩沢通りから「明治四十四記念館」敷地内に入る正門である。


正門を入り奥に進むと正面に洋風の旧軽井沢郵便局舎「明治四十四年館」が見えてくる。
一階がレストランソネット、二階には高原の野の花を題材とした洋画家、深沢紅子の作品が収集され展示されている。


明治四十四年記念館は木造二階建寄棟造、壁は軽井沢の別荘に多く見られるドイツ下見板張、屋根は重厚感溢れる瓦葺で造られている。


建物は欧風建築の特徴的技法でデザインされ重厚感がある。
外観の色は建築当時の色彩を再現した淡いグリーンの若草色である。


二階部の軒下には腕木で装飾した西洋建築の特徴を現した設計をしている。


記念館入口案内。


記念館の正面中央部は突出し、かつての郵便局の出入口が両方向に造られており現在もそのまま使用されている。


正面玄関反対側の入口である。


窓の全ては西洋建築の特徴である「引き上げ式」を取り入れている。


正門から記念館に通じる道の両側には、四季折々様々な野の花が咲き、野の花美術館に相応しい演出をしている。

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軽井沢タリヤセンにある「睡鳩荘」旧朝吹山荘|軽井沢町塩沢湖

「睡鳩荘」は、軽井沢別荘建築史の中でも最上質のものである。昭和6年(1931)にアメリカ人ヴォーリズの設計により建てられた歴史的価値ある建造物である。

これは帝国生命や三越の社長をつとめた朝吹常吉の別荘であった。
また常吉の長女でありフランス文学者でも有名な朝吹登美子はこの別荘を愛し毎夏この別荘をで過ごした。
登美子の意思を受け、平成20年にこのタリアセンの湖畔に移築し復元した。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
電話:0267-46-6161
タリアセン入園料:大人800円、小中学生400円
[googlemap lat=”36.328287″ lng=”138.596006″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉塩沢[/googlemap]

睡鳩荘を塩沢湖の湖上から湖を通してながめる眺めると、西欧など異国を思わせる情緒を感じさせてくれる。


睡鳩荘の一階にはテラス、二階にはバルコニーを設計し、白い手摺、白い窓枠は建物全体を一層引き立てている。


睡鳩荘の側面である。暖炉の煙突を建物の外に設計し建物全体引き締めている。


建物の設計は軽井沢の自然と調和させた、まさに寛ぎの別荘として設計してある。


一階の外壁はログキャビン風の羽目板、二階の板壁には菱形のレリーフ調の装飾、屋根は塩焼瓦葺きで造られている。


睡鳩荘はヴォーリズ設計の代表作として評価されている。
あらゆる角度からこの建物を鑑賞して観よう。


二階部裏側の外観と暖炉の煙突である。


一階部の開閉窓と窓から見えるダイニングルーム内である。


二階バルコニー部の軒下と開閉戸である。


テラスは広く設計されいる。軽井沢の別荘生活に欠かせないのがテラスである。
昼間はテラスで本を読み又、家族・友人達と語り合う空間である。


ダイニングルームとテラスの間はオープントビラで直接つながり自由に出入りできるように一体設計されている。これが睡鳩荘の特徴である。


テラスの柱、テスリは丸太をそのまま使いシンプルさを演出している。これもヴォーリズ設計の特徴である。


二階のバルコニーも別荘生活に欠かせない空間である。ここからは塩沢湖が一望できる。


別荘NO:817 ASABUKI(朝吹)の表札である。


この別荘で過ごした朝吹家の人々の写真が室内に展示されている。


睡鳩荘の見どころはヴォーリズ設計の広いこのダイニングルーム兼リビングルームである。
ダイニングルームの中央には10人程が同時に座れる無垢材のダイニングテーブルが堂々と置かれている。
これがシックな豪華さを演出している。


ガラス窓は室内から外の採光が充分採れるように天井近くまで高く設計している。
また室内には外の樹木の緑が眼に一杯入る。


ダイニングルームの中央には石積みの大きな暖炉が詰まれている。
当時の軽井沢の夏は、まだ朝は肌寒く暖炉が必要であったと言う。


部屋のすみずみに飾り棚を造り込み、厳選された逸品が棚に一点ずつシンプルに飾られている。


応接セットは、当時朝吹家で使用されていたものが、そのまま移設している。


重厚さを感じる応接ソファーの一つ一つは厳選され選び抜かれた逸品ばかりである。
当主の趣味のよさが伺える。


窓枠は軽井沢の涼しさをダイニングルーム全体に取り込むよう開閉式ガラス窓と網戸を一体化した構造設計になっている。


壁面の飾り付は豪華さを演出している、当時の富裕層の軽井沢での生活ぶりを偲ぶことができる。


天井は、丸太の剥き出しにした梁の設計はヴォーリズ建築の特徴的設計である。
天井には、丸太の梁と調和させたシンプルな照明ライトが施されたいる。


ダイニングルームには、特注で造られた軽井沢伝統工芸の軽井沢彫ダイニングボードが置かれている。


ダイニングボードに飾られた食器類。ダイニングボードには軽井沢彫りの特徴である葡萄が彫られている。


ダイニングテーブル中央に置かれたコーヒーポットとコーヒーカップ。


徳川家から拝領した電気スタンドがダイニングボードの上に飾られている。
注視すると「葵」の紋が彫られているのが解る。


一階のダイニングルームでは、軽井沢の伝統工芸である軽井沢彫が展示販売されている。


二階へ上る階段の造りはヴォーリズ設計の特徴の一つである。階段の勾配は緩やかに、そして踏み板は奥に幅広く、住む人に優しい設計である。この階段は欧米並みの広さであると説明している。


階段の天井から吊る提げられた電燈は別荘の佇まいに相応しく、淡い電球色で優しく演出をしている。


二階のリビングは広くユッタリした設計である。


リビングルームからテラスへは開閉ドアで、そのまま繋がる。ここから眺める塩沢湖の景色は一段と素晴らしい。


この床下全面には遮音のためオガクズが敷き詰められている。これはヴォーリズ建築の特有のものである。


二階のリビングには、この別荘で過ごした朝吹家の人々の写真が飾られている。


登美子の寝室兼書斎である。特に書斎の机は登美子の愛した調度品であるという。


引上げ式の窓を一杯に開けると軽井沢の清々しい風が室内に入り込む。


この書斎は当主の書斎であろうか。広い書斎にはユッタリと軽井沢堀の家具が置かれている。


なんと優雅な籐椅子であろうか。軽井沢の夏の風を一杯に受けながら朝吹家の一家が読書をした光景が眼に浮かぶ様である。

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軽井沢タリヤセン ペイネ美術館とアントニン・レーモンド夏の家|軽井沢町塩沢湖

フランスの画家(1908年~99)レイモンペイネの原画・リトグラフ・ポスター・ペイネ使用の画材を展示している。

ペイネは平和への願いをこめて「ペイネの恋人達」を画いたという。
建物の設計はは旧帝国ホテルの建築に従事したアントニン・レーモンド別荘兼アトリエである「夏の家」を南ケ丘から移築したものであり、歴史的価値がある建造物である。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
電話:0267-46-6161
タリアセン入園料:大人800円、小中学生400円(アミューズメントは別利用料)
ペイネ入館料:100円
[googlemap lat=”36.328287″ lng=”138.596006″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉塩沢[/googlemap]

ペイネ美術館は塩沢湖の湖畔に建つ。この標識が目印である。


ペイネ美術館への入館料はタリアセンの入場者であれば100円である。館内は1階と2階に別れ、ペイネの多くの作品が展示されている。


ペイネ美術館の入口には「恋人達の像」の彫刻がある。平和への思い込められた、暖かさにあふれた作品である。


建物の設計はは旧帝国ホテルの建築に従事したアントニン・レーモンドであり昭和8年に建設された、歴史的価値がある建造物である。


別荘「夏の家」内のリビングルームである。三面に窓を配置し軽井沢の涼しい風が部屋一杯に入ってくる。


リビングルームはアントニン・レーモンドの特徴でもある質素な設計である。天井からの裸電球は素朴さを感じる。


中央にあるのは「恋人達」の顔出しパネルである。ここではカップルで記念写真撮影をしてはいかが。

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軽井沢タリヤセン イングリッシュ ローズガーデン|軽井沢町塩沢湖

軽井沢タリアセン内イングリッシュローズガーデンには英国の育種家デイビット・オースティンによって造り出された約200種、1800株ものバラが咲く。

国内でも珍しいバラを観ることができる。バラの愛好家にとっては欠かせないスポットである。美しいバラの香りに癒されながら広い園内の散策は清々しい。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
電話:0267-46-6161
タリアセン入園料:大人800円、小中学生400円(アミューズメントは別利用料)
[googlemap lat=”36.328287″ lng=”138.596006″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉塩沢[/googlemap]

バラの開花時期は6月の下旬から9月の下旬である。この期間、各種のイングリッシュローズが次々とガーデン内に咲き続ける。


バラの一番の見頃は6月下旬から7月上旬にかけてがお勧め時である。


このアーチの棚に咲くバラの撮影時期は7月の中旬である。この時期が一番の見頃であった。


さすがに園内のバラの種類は豊富である。すでに咲き終わったバラ、調度今が見頃のバラ、これから咲くバラ様々である。


深紅色のバラ。


ピンク色のバラ。


ピンク色と白い色のバラ。


このバラの名前は「マサコ」皇太子妃雅子様のバラとして有名だ。10月半ばに撮影したものである。調度この薔薇の見頃期か。


園内の東屋の中にはガーデンテーブルと椅子が置かれ、バラの花を楽しみながら休憩することができる。


東屋の建てやの周りにはバラの木が覆い被さるようにして枝が張り詰め、見事にバラの花が咲き誇っている。


7月下旬にはバラ園の奥地にある小さな池の中に見事に咲き誇る「蓮の花」を観ることが出来る。


蓮の花は、朝一番の朝露に濡れた光景が一番美しいという。水面に浮ぶ姿が美しい。


バラ園の奥地、森の中の広場である。ここではマイナスイオンを全身に浴びることができる。


森の中に置かれた三輪車のオブジェ、なんともメルヘンチックな演出である。

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軽井沢タリヤセン|自然に囲まれた塩沢湖を中心に広がるスポット|軽井沢町塩沢湖

TALIESIN(タリアセン)とはウエールズ語で「輝ける額」を意味する。
タリアセンは自然に囲まれた「塩沢湖」を中心にして、軽井沢の文化の象徴「睡鳩荘」「明治四十四年館」「ペイネ美術館」などのミュージアムが湖畔に広がる。

塩沢湖ではボート、周囲の広大な森の中にはテニス・パターゴルフ・アーチェリー・ゴーカート・サイクルモノレール・ちびっこ広場などの多くの施設が我々を待っている。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
電話:0267-46-6161
タリアセン入園料:大人800円、小中学生400円(アミューズメントは別利用料)
[googlemap lat=”36.328287″ lng=”138.596006″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉塩沢[/googlemap]

タリアセンは塩沢通りに面したところにある。またこの道は冬季オリンピックが開催された、オリンピック記念館、風越公園へとつながる道である。
軽井沢駅から自転車でサイクリングをするには絶好の場所である。


タリアセンと軽井沢駅を結ぶ交通機関は、軽井沢駅南口から無料シャトルバスが運行している。


タリアセンは湖畔に広がる自然の中に、文化のミュージアム、そしてショッピングセンター、レストラン、アミューズメント等の多くの施設が満載されている。


タリアセン正面ゲートは、芸術の理想卿をめざしたタリアセンに相応しい斬新なデザインで設計されており、訪れるものに期待を与えてくれる。


正面ゲートは、丸太をそのまま使用した自然を生かした設計と、屋根の部分に金属を使用した幾何学模様の設計が絶妙にマッチしている。


入園券のチケット売場である。入館料は、大人800円、小人400円である。美術館セットの1500円はお得である。


中央ゲートを一歩入ると塩沢湖を中心にした広大な敷地のタリアセンである。一日かけてゆったりと「森と湖」自然、文化に触れて寛ぐと良い。
中央ゲートから真っ直ぐに大きな樹木に囲まれた、ウッディの道がタリアセン内へと伸びている。この道は「ことりがよぶ道」とよばれる遊歩道である。


塩沢湖は昭和36年に地元住民によって広大な敷地の中に造られた人造湖である。湖の周辺は緑豊かな自然に恵まれ山野草や野鳥の鳴き声に心が癒される。


透きとおるような空の青の下で、家族一家団欒を楽しむ光景。


塩沢湖の中央に「中の島」と名付られた小さな島がある。橋を渡り周囲を一周することができる。


塩沢湖の四季は美しく、湖畔に生茂る樹木は「春夏秋冬」さまざまな光景を湖面に写し出してくれる。


湖畔には大きな樹木が生茂り、夏は湖の微風を受けながらユッタリと寛ぐことができる。シートを敷き家族で一家団欒を楽しむ光景をを多くみかける。


塩沢湖の湖畔のほとりと大樹の木陰。


塩沢湖は軽井沢で唯一「ボート」遊びができる観光スポットである。ボートに乗り湖面から見える浅間山の雄大な姿を眺めながら日頃の疲れを癒すとよい。
ボートは手こぎ、ペタルこぎ、2人乗り、4人乗りなど各種のボートを揃えている。


休日の塩沢湖は、家族ずれ、カップル、学生等が、さまざまな種類のボートに乗り湖面で楽しむ光景がみられる。


湖面でボート乗りを楽しむ多くの避暑客。


家族で楽しむ姿。


湖面には沢山の鴨達が遊ぶ姿がみられる。


塩沢湖の湖面を優雅に泳ぐ白鳥の姿は訪れた観光客の心を和ませてくれる。


塩沢湖の湖畔には湖を一周できる遊歩道が整備されている。木々のアーチをくぐりぬけながら森林浴を浴びながら散策することが出来る。


湖畔沿いの遊歩道。


湖畔からタリアセンの小高い丘に登る登坂散策コース。


登坂散策コースの中の木道。


丘の上に向かう木立の中の散策コース。


丘の上の木立の中の散策コース。


遊歩道を歩きタリアセンの小高い丘の上に立ち見下ろすと塩沢湖が一望できる。湖畔を一周する散歩コースはお勧めである。


浅間山麓に住む彫刻師の平和への悲願をこめた労作である。

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軽井沢高原文庫|日本を代表する文学者の貴重収蔵品を一堂に公開|軽井沢町塩沢

日本を代表する、軽井沢ゆかりの文学者の貴重な、自筆原稿、書簡、書画、や写真などの収蔵品を一堂に公開している。

高原文庫の庭内には、高原文庫本館・小説家である野上弥生子の書斎、茶室・有島武朗・堀辰雄の別荘をこの地に移築し公開している。
また詩人達原道造の・中村真一郎の詩碑が庭内に建てられている。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
[googlemap lat=”36.32722720146474″ lng=”138.5971212387085″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]

軽井沢高原文庫は塩沢通りタリアセン対面の小高い森の中に建つ博物館である。


館内では、常設展示以外に毎年特別展が企画され、毎年興味深い内容で満足させてくれる。


高原文庫までの交通手段は、新幹線軽井沢駅からバスに乗り軽井沢高原文庫前で下車するとよい。又は記念館巡りのサイクリングコースを計画するのもよい。


高原文庫前でバスから下車する観光客である。外国人にも人気である。


高原文庫内の案内版である。本館展示室のほかに、野上弥生子書斎、茶室・有島武朗・堀辰雄の別荘、達原道造、中村真一朗の詩碑が庭内に公開されている。


軽井沢高原文庫の本館建物全景である。1985年(昭和60年)に民間の力によって建設された博物館である。


高原文庫本館には軽井沢ゆかりの作家や詩人、堀辰雄、室生犀星、芥川竜之介などの近代作家の原稿・著書・遺品などの資料を所蔵し展示している。


軽井沢ゆかりの文学者の人気は高く、連日観光客で賑っている。


秋の邸内は紅葉で色付き、文化の秋、読書の秋に訪れるのに相応しい場所である。


樹々の落ち葉に包まれた晩秋の高原文庫の姿である。


高原文庫本館の正面玄関である。鉄骨を使用した幾何学模様の設計と自然がバランスし、高原文庫に相応しい建物である。


正面玄関入口である。


高原文庫の建物は城壁のように造られた石垣の上に建つ。

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軽井沢高原文庫|立原道造詩碑と中村真一郎文学碑|軽井沢町塩沢

立原道造の詩は「四季」への掲載を機会にして文壇で頭角を現した。
軽井沢では堀辰雄、室生犀星等と交流を深めた。

立原道造は1934年(昭和9年)に初めて軽井沢町追分に滞在後は追分で過すことが多くなった。
道造の詩にはこの地を題材とした作品が多い。
又東京帝国大学建築科を卒業した建築家でもある異色の詩人であった。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
[googlemap lat=”36.32722720146474″ lng=”138.5971212387085″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]

立原道造の詩碑は高原文庫の庭内に地元住民約1000人の有志によって立原道造の功績を称え建てられた。


立原道造は24歳8ケ月で病没した短命の若き詩人であった。


軽井沢を愛した達原道三の代表作「のちおもいに」の冒頭部が詩碑に刻まれている。
「夢はいつもかへって行った 山の麓のさみしい村に 水引草に風が立ち 山ひばりのうたひやまない しずまりかへった 午さがりの林道を」


中村真一朗は戦後派作家として当地ゆかりの多くの小説を残した。また文芸評論などでも活躍した。軽井沢を画いた作品には「四季」「火の山の物語」がある。
文学碑は真一郎の功績を称え平成14年に640余名の有志によって建てられた。


この文学碑には、中村真一郎の詩「夏の樹」の全文が使われている。
「光を浴びて野の樹 緑に燃えて金の絵ちらし しじまの凍る真昼時 大地の夢を高く噴出し・・・ 」

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軽井沢高原文庫|堀辰雄の代表作「美しい村」に登場した1412番山荘|軽井沢町塩沢

堀辰雄の代表作「美しい村」に登場することで有名な山荘である。
1941年(昭和16年)アメリカ人スミスが使用していた別荘を購入し、4年間をこの山荘で過した。

後年、深沢紅子夫妻が夏のアトリエとしても使用された。
現在は、妻の掘多恵子夫人より軽井沢高原文庫に寄贈され、この地に移築し一般公開している。

入場料:高原文庫の入館料に含まれる。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
[googlemap lat=”36.32722720146474″ lng=”138.5971212387085″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]

解説版には堀辰雄の山荘入手から、現在の保存までの経緯が書かれている。


山荘の構造は落葉松を主材として、屋根は切妻屋根であり軽井沢初期の別荘の代表的な造りである。


正面玄関上部の1412番の表札が目に留まる。
玄関の天井の梁は、落葉松の丸太を剥き出しのまま使用し素朴な造りである。


外壁は杉の木の皮を使用した杉皮張りである。


山荘の造りは落葉松の丸太を梁に剥き出しのまま使い、いかにも文学者の山荘らしい素朴な造りである。
屋根は「杮葺き」であったが現在はトタンに改築されている。


屋根からは暖炉の煙突が素焼きの土管を重ねたまま突き出しており、素朴で趣きのある光景である。


紅葉の季節の樹木の中に建つ山荘である。


紅葉の季節の樹木の中に建つ山荘である。


室内の壁面はアンペラ貼りである。


木の温もりを生かした素朴な山荘内。山荘内では様々な特別展が開催されている。


小説「美しい村」に登場することで知られるテラスである。


テラスは軽井沢別荘に多く見られる屋根付である。


テラスは広く設計してあり、寛ぎの空間として利用された。

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軽井沢高原文庫|野上弥生子の書斎兼茶室|軽井沢町塩沢

小説家、野上弥生子(日本芸術員会員、文化勲章受賞)の書斎兼茶室である。
1933年に北軽井沢に建設され、その後1996年この軽井沢高原文庫の庭内に移築し公開している。

弥生子は「ホトトギス」への掲載を機に文壇にデビュー。また夏目漱石の門下である野上豊一郎の妻であることでも知られている。
弥生子の軽井沢を舞台にした作品には「迷路」、随筆「鬼女山房記」がある。この山荘は文人達の交流の場でもあった。

入場料:高原文庫の入館料に含まれる。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
[googlemap lat=”36.32722720146474″ lng=”138.5971212387085″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]

解説版には弥生子のこの山荘での当時の暮らしぶりや、多くの文人等と交流した様子が解説されている。


現在、書斎が建つ場所は小高い石垣の上にあり、移築前のかつての北軽井沢の地形に合わせて建てられた。。


屋根は茅葺、室内は茶室風に設計された山荘の離れ屋である。この風情ある書斎は野上弥生子のお気に入りであった。


建物の構造は簡素ではあるが、自然に親しみ、孤独を愛した弥生子らしい造りである。


弥生子はこの縁側から、浅間山から朝日が昇る光景や浅間山の裾野に広がる自然に親しんだことだろう。


書斎の書院窓は丸く土壁をくりぬいた造りであり、一般的な書院窓のような竹格子が無いのが特徴である。


屋根は茅で葺かれ、苔むした姿がこの離れ屋に相応しい。


離れ屋の玄関の梁と柱は丸太を剥き出したまま使い、自然と調和させた軽井沢らしい造りとなっている。


離れ屋の玄関口である。左側には懐かしい建て付けの下駄箱がある。


離れ屋内には、書院造りの書斎と茶室風の和室の二部屋がある。


床の間の床柱と梁は自然の丸太をそのまま使い、いかにも山荘の茶室らしい。


この茶室では、宝生新・桜間金太郎・安部能成等と謡い会を催したという。


天井から吊る下がっている裸電球の傘は質素で古めかしく弥生子の当時の暮らしぶを偲ぶことができる。


室内は茶会も出来るように茶室風の造りとなっている。

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軽井沢高原文庫の浄月庵|大正初期に建てた有島武朗別荘|軽井沢町塩沢

武朗の父武が明治末期から大正初期に建てた別荘である。
父から譲り受けた武朗はこの別荘で1916年(大正5年)から毎夏を家族と過ごした。

この有島武郎の別荘「浄月庵」は、1993年婦人公論記者との心中事件の舞台となったことで脚光を浴びた。
また渡辺淳一の失楽園にも登場している。
現在、軽井沢高原文庫内に建つ別荘は武朗の終焉の地である三笠ホテルの近くからこの地に移築したものである。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
[googlemap lat=”36.32722720146474″ lng=”138.5971212387085″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]

高原文庫の前にある「旧有島武朗別荘」の案内標識と解説版である。
解説版には、別荘「浄月庵」の由来と有島武朗の代表作品について解説されている。


別荘の造りは木造二階建ての和洋折衷風の建物である。
武郎の代表作「生まれ出ずる悩み」は大正7年に、この別荘で生まれた。


外壁は全面が杉皮貼りで造られている。


一階のテラスは広く設計され軽井沢別荘の共通の特徴である屋根付である。


別荘の勝手口。


記念館の正面玄関である。記念館とカフェライブラリー「人房の葡萄」の入口である。


記念室は玄関を入った階段を上った二階にある。
入館は軽井沢高原文庫の入場券で入れる。
またカフェを利用すれば無料で入館することができる。


記念室内には武郎の著書・原稿の原紙、この他に室生犀星の原稿などの貴重な資料が公開されている。


記念館の中央に置かれたショーケースショーケースを中心に資料が展示されている。


有島武郎の代表作である「或る女」が映画化された時のポスターである。
京マチコ、若尾文子等の最盛期である。


有島武郎が軽井沢で書いた詩の扁額が壁に掛けられている。


資料展示用の大きなショーケースは見事な軽井沢彫で作られている。


二階の窓ガラスは格子状の枠で作られており山荘の雰囲気を演出している。


二階の個室である。中央に大きなテーブルと椅子が置かれているが武郎の書斎であろうか。


天井には電燈の配線が剥き出しのまま敷かれ、また電燈も裸電球である。
当時のままが復元されている。


一階にはカフェライブラリー「一房の葡萄」が記念館内に併設されている。


カフェルームの中央には見事な漆塗りと思われる朱塗りの大きなテーブルが置かれている。
この空間で飲むコーヒーの味は格別である。


テーブルの上には軽井沢と関係ある小説家の著書が主として置かれ自由に読ませてくれる。


カフェ店内は洋風の中に和が演出されており、床の間が造られている。
何故かこの雰囲気が落ち着く。


カフェ店内の各所に軽井沢ゆかりの作者の小説が置かれている。


カフェ店内に置かれた使い込まれたピアノである。
このカフェの雰囲気にピッタリとマッチしている。


カフェの天井の梁、そして電燈の配線は剥き出しのままであり、移転前の建設当時のままを復元している。


天井からつ提げるられたシックな照明器具は、明治、大正期を思わせる風情ある形をしている。


かつての別荘のテラスは、カフェライブラリー「人房の葡萄」のカフェテラスとなっている。有島武郎の一族が過したこのテラスでコーヒーが飲むことができる。


カフェ室内とテラスは続いており自由に出入りできる。カフェライブラリー「人房の葡萄」では、この広いテラス席にコーヒーを運び静かな贅沢な時間が過すことができる。


カフェテラス席からタリアセンの森が見える。テラスでお好みの小説を読みながらコーヒーを飲むのは一段と優雅である。

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おひさま 安曇野市 観る

万水川|川の向こうにアルプスを望む土手「おひさま」ロケ地|安曇野市

安曇野の里から大王わさび農場へと続く、万水川(よろづいがわ)河畔の「せせらぎの小路」沿い。
NHK朝ドラ「おひさま」では、北アルプスを望む土手をお母さんと陽子が一緒に散歩したり、自転車で通学するところなどが撮影された場所です。
また、JR東日本の大人の休日倶楽部「安曇野」篇では、吉永小百合さんが自転車で颯爽と走るところが撮影されたところでもあります。

[googlemap lat=”36.32805698774658″ lng=”137.90266513824463″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.328057,137.902665[/googlemap]

万水橋から白金橋の間の土手をぐるっと一周歩いてみることにしました。
安曇野の里から県道310号線を歩いてスタート!!

万水橋から川沿いの土手へ・・・

800m先にわんだあえっぐ、次の橋まで1.2km、大王わさび農場まで2.1km

万水橋の上から万水川を眺めてみたところ

自然そのままの河川敷です。

北アルプス側(西側)の土手から歩いてみます。

所々に桜の木があります。

木々が均等に生える向こう岸

大通りからちょっと入っただけなのに、すごい自然を感じられます。

つくしもにょきにょきと・・・。

西側の土手は砂利が大き目で少し歩きにくい感じ。

カモが水流に逆らって泳いでいました。

いろいろなところから湧き出た水が集まって合流しています。
万(よろず)の水を集めて流れを成すことから「万水川」と名付けられたんだとか・・・。

わずかですが待避所も設けられています。

北アルプスがよく見えます。

「おひさま」で陽子とお母さんが散歩していた場所はこの辺りでしょうか。

ミツバチをたくさん見かけると思ったら、養蜂場があったんですね。

用水路がはりめぐらされています。

白金橋に到着

橋を西へ行くと穂高市街地に出ます。

遊漁者の皆様へ

この土手を直進すると、原口房子が車で走った道にでます。
かすかにですが、等々力橋が見えます。

この辺りは、田園風景越しに北アルプスが望める絶景スポットです。

白金橋をわたって、東側の土手へわたって折り返します。

ここにもわかりやすい案内板があります。

危険な水位の目安

どこか工事が始まるんでしょうか。

ニジマスの養殖場

とてもきれいな水の水路がわさび田へと続いています。

わんだぁえっぐ ネイチャー&チャイルド」のベースキャンプ

ラフティングボートで川下りが楽しめます。

門柱がかわいい

ボートが出る場所

犀川との合流点に流木があるそうです。
右へ寄って合流しましょう。

東側の土手は比較的歩きやすい歩道です。

吉永小百合さんがJR東日本のCM撮影した場所には看板があります。

大人の休日倶楽部「安曇野」篇
http://www.jreast.co.jp/tabidoki/tvcm/index.html?code=otona12

たぶん「おひさま」に出てくるのもこの辺りだと思います。
そのうち同じような看板が立てられるかもしれませんね。

ロケ地周辺から北アルプスを眺めてみました。

ごみ捨て禁止看板はなぜ犬に向かってゴミを捨てる絵が多いんでしょうか。

T字路

ここを左折すると安曇野の里に出れます。

直進すると木漏れ日が美しい遊歩道が続きます。

左折して安曇野の里へ戻ります。

脇にはわさび畑のハウスが広がっています。

あづみ野ガラス工房の建物の裏側

安曇野の里へつながる橋

ちなみに橋の北側は「わき水探索路」になっています。

プラザ安曇野の裏側にある広場にでました。

気軽に万水川のロケ地になっている所へ行くなら、プラザ安曇野の裏から行くと近いですね。

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景勝地 千ケ滝|軽井沢を代表する景勝地のひとつ|軽井沢町千ケ滝

千ケ滝は軽井沢を代表する景勝地のひとつである。
落差20メートルの滝がレンガ色の溶岩の間を豪快に水しぶきをあげて落下する。

千ケ滝の滝壷までは「せせらぎの道」と名付けられた遊歩道を1kmほど歩く。
木立のなか・渓流沿い・水遊び場・木道橋・と変化に富んだ自然道となっている。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町千ケ滝
問合:軽井沢観光会館 電話:0267-42-5538
[googlemap lat=”36.39603915848893″ lng=”138.56921017169952″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉千ケ滝[/googlemap]

木道の道を登り切り、少し下ると、いよいよ千ケ滝の滝壷に到着である。


水しぶきをあげて流れ落ちる滝、絶壁に生える樹木の緑、レンガ色の岩石が見事に調和しまさに絶景だ。


溶岩の絶壁の間から豪快に流れ落ちる滝の雄姿である。


落差20mから、滝の水は豪快にしぶきをあげて一気に流れ落ちる。


水は岩に砕け散り、水しぶきとなって一面に飛び散る。


夏の千ケ滝は清涼感に溢れている。ここに来ると真夏の暑さを忘れさせてくれる。


流れ落ちた滝の水は、谷間の渓流へと一気に流れ込む。


ここから先は谷底の渓流である。


千ケ滝の脇には昭和6年に建立された千ケ滝不動尊がある。ここで願いごとを祈るのも良い。


晩秋の千ケ滝は下流の木立が色ずく頃には、もうこの場所は海抜が高いため木々の葉は既に落ち切ってしまっている。


紅葉をわずかに残した滝の噴出し口流れ落ちる滝である。少し寂しいがこれもまた情緒がある。


滝の周りの木の葉は落ち、レンガ色の花崗岩が剥き出しになっている。
この季節しか見られない趣きのある光景である。

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千ケ滝・せせらぎの道|景勝地千ケ滝の滝壷まで続く遊歩道|軽井沢町千ケ滝

景勝地千ケ滝の滝壷まで続く2.5Kmの大樹に囲まれた遊歩道である。

春は若葉の新緑、夏は緑豊かな木立、秋は落葉樹の紅葉が四季折々の自然を満喫させてくれる。
滝壷までは、千ケ滝の渓流沿いに整備された「せせらぎの道」、緩やかな清流の「水遊び場」、
眼下に渓流が見下ろせる「木道の橋」など変化に富んだハイキングができる。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町千ケ滝
問合:軽井沢観光会館 電話:0267-42-5538
[googlemap lat=”36.38328703837677″ lng=”138.57622146606445″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉千ケ滝[/googlemap]

千ケ滝までコースは、二通りの行き方をお勧めしたい。
足に自身のある方は、セゾン現代美術館前(この標識)から徒歩90分のハイキングコース。
二つ目は、千ケ滝駐車場から約1Km、徒歩30分の子供連れ、高齢者向けの散歩コースである。


この道はセゾン現代美術館前からのハイキングコースである。
緑豊かの静かな道を歩いて、または自転車に乗ってサイクリングもするにもよい。
行きの自転車は少しキツイが帰りの下り坂は快適である。


道の両側は、落葉松、ハルニレ、ミズナラなどの木立に囲まれ、体全体に森林浴を浴びることができる。


セゾン現代美術館前から千ケ滝駐車場までの、秋の紅葉が美しいハイキングコースである。


特に秋は落葉松、ハルニレ、ミズナラなどの紅葉が一段と美しい道である。


千ケ滝駐車場は、セゾン美術館前から約1.5kmほどの距離にある。
環境保護のため車の乗り入れはここまでである。


トイレは駐車場の隣、「せせらぎの小道」の入口ある。
何時も清潔に管理されている。


「せせらぎの小道」入口から千ケ滝までの案内標識である。
ここから千ケ滝までの距離は1.5Kmである。


「千ケ滝せせらぎの道」は人に優しく、そして災害に強いことを基本方針とした工法で整備された道である。


せせらぎ橋である。
橋の上からは千ケ滝から流れ出た深い谷間を流れる渓流が眺められる。


せせらぎ橋を渡ると、なだらかな山道が木立のなかへと続いている。
ここから先は開発によって自然は壊されていない。存分に自然と触れ合うことができる。


紅葉の季節にせせらぎ橋を渡った付近の光景である。


せせらぎの道は険しくもなく、小さな子供連れ、年輩者でも気軽にハイキングを楽しむことができるコースである。


紅葉の季節に落ち葉を踏みしめながら歩く。
朱に染まったモミジは一段と美しく鮮やかである。


木立の中を進むと「せせらぎの道」の名のごとく、岩間から流れ出た湧き水のせせらぎが心を和ませてくれる。


季節の山野草の花が小川のせせらぎを包み込むように静かに咲いている。


千ケ滝から流れ落ちた渓流を、遊歩道の所々で眺めることができる。
この清流にはイワナも多くいると聞く。


災害防止用の砂防ダムから滝となって水しぶき上げて流れ落ちる。


「せせらぎの道」の途中には清流が緩やかに流れる「水遊び場」がある。
また川辺には東屋もあり休息することができる。


川は浅瀬で流れは緩やかである。
小さな子供を安心して遊ばせることができる。


愛犬を連れて一家で水辺を楽しむ姿もある。


犬達も清流を全身に浴び気分も爽快そうである。


紅葉の季節の水遊び場である。
ここで持参した弁当を開き、深まる秋を鑑賞しながら食べると味わいも格別である。


駐車場からここまで徒歩約30分、この地点から目指す千ケ滝まではあと100mほど、もう直ぐである。


ここから先は少し急坂ではある。しかし木の階段となっているため登りやすい。


木立の間から谷間を流れる渓流を楽しみながら木道を一歩一歩登る。


谷間の急斜面に整備された木道、この道の下は渓谷である。


千ケ滝に到着だ、いよいよこの木道を登りきると千ケ滝の滝坪である。


眼下に見えるのは千ケ滝から流れ落ちた後の第二の滝である。


木の葉が落ちきった晩秋の季節には、夏の間は木々の葉で見ることの出来なかった景色が眼の前に広がる。新しい千ケ滝の光景を発見した思いである。


木の葉が落ちた木々の合間から千ケ滝の全容が見える。


晩秋の木道から見る光景である。静かな秋が好きな方はこの季節の千ケ滝は最高である。

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セゾン現代美術館|世界を代表する現代美術作家の作品が集結|軽井沢町長倉

世界を代表する現代美術作家の作品が広大なこの芸術の森に集結。

軽井沢の豊かな自然のなかでユッタリと芸術が鑑賞できるように広大なスケールで設計されている。
美術館は1962年東京高輪で「旧高輪美術館」として開館、昭和56年(1981年)に軽井沢千ケ滝に移転し現代に生きる美術館として「セゾン現代美術館」と改名し発足した。

住所:長野県軽井沢町長倉芹ケ沢2140
電話:0267-46-2020
入館料:一般1000円、大高生700円、中小生300円 11月下旬~4月下旬休館 
[googlemap lat=”36.369881″ lng=”138.580755″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉芹ケ沢2140[/googlemap]

国道146号線、星野温泉の信号を千が滝温泉方面へ進むと左側こ案内標識が見えてくる。
ここを左折し約200メートル程の場所にあり、駐車場も整備されている。


バスを利用してのセゾン現代美術館へのアクセスは、軽井沢駅南口から美術館巡りに乗り美術館前下車、又は北口から草津温泉行に乗り「千が滝温泉入口」で下車徒歩10分である。


美術館の入口には毎年開催される展示会の案内が看板に表示されている。


美術館は正面門から木立の中の庭内の長い道を真っ直ぐ進む。


庭内から美術館に通じる橋、鉄の造形である。
作者は若林奮氏だ、この入口からすでに現代美術展が始っている。


美術館正面玄関へと続く光景である。
起伏のある丘、そして樹木と美術館の建築が見事にマッチし来館する人々を魅了させてくれる。


秋の紅葉の季節は、丘に広がる芝生の緑、落葉樹の紅葉、そして軽井沢の澄んだ空の青が芸術の秋を演出してくれる。


美術館の起伏のなだらか斜面を利用した広大な庭内の緩やかな坂を少し歩くと、現代アートの殿堂に応しい建物が姿をあらわす。


落葉樹の葉が落ちた季節の美術館庭内である。少し寂しい気もするがこうした風情もまた情緒があり奥深い芸術の秋を感じる。


建物の設計は菊竹清訓氏である。


美術館の側面から撮影した外観である。建物全体が緑の森にスッポリトと囲まれている。


広い庭内を歩くと突き当たりが、美術館正面玄関である。


正面玄関を入り館内を覗くとロビーに飾られた現代美術の作品が見え、館内の作品への期待が一層高まる。館内に入りジックリと世界の現代美術を鑑賞するとよい。


庭内の散歩道に掛けられた鉄製の橋、鉄の造形である。これも自然と見事に調和させた造形美である。


絶滅した思われていた杉科の「メタセコイア」の生木である。
1945年中国四川省で発見されたことでも有名であるという。


メコセタイヤの木の解説版、貴重な樹木の一種であることが解説されている。


庭内を流れる小川のせせらぎ、そして野鳥の鳴き声が清清しく聞こえてくる。この静か芸術の森は程好い散歩コースでもある。


庭内小川と彫刻


広い庭内には自然と調和させた多くの現代彫刻の作品が置かれている。ユッタリとした静かな自然のなかで鑑賞させてくれる。庭内は誰でも無料で鑑賞することができる。


庭内の彫刻の作品の前には来館者のために、作品名、作者、作成年度が刻印されたプレート版が設置してある。


作品名:天沐 Tenmoku ・天聖 Tensei、作者:1985年 安田侃 (Kan Yasuda)


作品名:コール ・マイン TC5102 プレート


作品名:コール ・マイン TC5102 Coal Mine TC5102、作者:1982年 篠田守男 (Morio Shinoda )


作品名:地人 プレート


作品名:地人 Chijin、 作者:1983年 安田 侃 (Kan Yasuda )


作品名:HELIX 892L プレート


作品名:HELIX 892L、 作者:1989年 脇田愛ニ郎 (Aijiro Wakita )


作品名:My sky holc 94-5 石のラビラント &白花崗岩 プレート


作品名:My sky holc 94-5 石のラビラント (My Sky hoic 94-5 Iabyrinth of stone、作者 1994年 井上武吉 (Bukichi Inoue)


作品名:白花崗岩、ステンレス・スチイール・木 white granite,stanless steel,Tree、作者:1994年 井上武吉(Bukichi Inoue)


作品名:斧の堆積または雪崩 プレート


作品名:斧の堆積または雪崩 Accumulation des Haches ou Avalanche、作者:1979年 アルマン(Arman)


作品名:風の音 プレート


作品名:風の音 Sound of Wind、 作者:1983年 山本 正道 (Yamamoto Masamichi)


作品名:YU-6 プレート


作品名:YU-6、 作者1987年 吾妻 兼冶郎 (Kengiro Azuma)


作品名:雲の山 プレート


作品名:雲の山 Clcud Mountain、 作者:1982年 イサム・ノグチ(Isamu Noguchi)

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鹿島の森・お水端通リ|旧軽井沢の別荘地散策のお勧めコース|軽井沢町大字軽井沢

旧軽井沢の別荘地散策のお勧めコースである。
三笠通りから雲場池の間のお水端通りの両サイドには大樹が茂り、また豪華な別荘が建ち並ぶ。

また明治天皇の来軽時に使用された御膳水の湧き水である源泉へも立ち寄ることができる。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1373-6
電話:0267-42-5538
[googlemap lat=”36.357923″ lng=”138.625629″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢(大字) 1373−6[/googlemap]

夏の「お水端通り」は樅の木、落葉松の大樹の緑に囲まれ、秋は落葉松の紅葉、また別荘地内のモミジが紅く染まり軽井沢の四季を堪能させてくれる。


夏の「お水端通り」は樅の木、落葉松の大樹の緑に囲まれ、秋は落葉松の紅葉、また別荘庭内のモミジが紅く染まり軽井沢の四季を堪能させてくれる。


このコースは観光客にも人気があり四季を通じて散策を楽しめる。


この道は車の交通量も比較的少なく、安心してユッタリと軽井沢の風景を味わいながらと歩くことが出来る。


お水端通りの中心部から雲場池に向かう途中の風景である。木立に囲まれ、道の下には雲場池の上流、雲場川の清流が流れている。


夏の「お水端通り」は樅の木、落葉松の大樹の緑に囲まれ、秋は落葉松の紅葉、また別荘地内のモミジが紅く染まり軽井沢の四季を堪能させてくれる。


軽井沢の高級感溢れるホテルで、お水端通りを散策しながらラウンジに立ち寄りティータイムを満喫すると良い。
ラウンジから見える庭園が優雅さを増してくれる。


ホテルの庭内は広く、夏は緑の芝生と木立に囲まれた静かな時間を過ごすことができる。
また紅葉の季節も素晴らしい。

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軽井沢集会堂|三越社長ら日本人有志によって大正11年に建設|軽井沢町軽井沢

三越社長、朝吹常吉ら日本人有志14名の出資によって大正11年に建設された。
設計は軽井沢で多くの別荘建築を手掛けたW.M.ヴォーリズ建築であり歴史的価値がある。

ここは「軽井沢集会堂委員会」が組織化され日本人軽井沢クラブの拠点となった。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
[googlemap lat=”36.355574″ lng=”138.633959″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢[/googlemap]

屋根は入母屋造りで、和洋折衷の設計となっている。


外壁は南京下見貼り、格子状の窓枠を白く塗り茶色の外壁と調和させている。この様式は大正時代以降の軽井沢別荘建築に多く見られる。


集会堂への入口面である。現在でも催事場、講演会、コンサートに使用されている。


正面玄関には「KARUIZAWA HALL軽井澤集会堂」の表札が建設当時のまま残されている。


建物の基礎には、浅間山花崗岩である浅間石が積まれた強固な構造となっている。

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軽井沢日本人別荘第1号八田邸|建設当時のまま現存、旧海軍大佐の別荘|軽井沢町

日本人が最初に軽井沢に建てた現存する別荘である。
1893年(明治26年)に旧海軍大佐、八田裕二郎が建設した。

100年以上もの長い期間、建替えせず3代続いて所有されている。


英国留学生活の長かった裕二郎氏はこの別荘で多くの外国人、宣教師等と交流をもったと言われる。
一階の建物から張り出した部分は当時はテラスである。この場所でショー等と語りあったであろう。


建物は屋根が板貼りからトタン屋根に変わっているが、これ以外が建設当時のままが維持されている。


建物の基礎工事は石積の強固な設計で造られている。

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ユニオン・チャーチ|明治30年創立のキリスト教各宗派の超教派の合同教会|軽井沢町軽井沢

聖地軽井沢を育てたダニエルのノルマンが1987年(明治30年)中心となりユニオンチャーチは創立された。

キリスト教各宗派の超教派の合同教会である。
また別荘に住む外国人達や日本の宣教師達のよりどころであった。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1001
電話:0267-42-4605
[googlemap lat=”36.360671″ lng=”138.641913″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢(大字) 1001[/googlemap]

現存の建物は1918年(大正7年)にヴォーリズの設計により、重要文化財旧三笠ホテルを建造した大工小林大三によって立て替えられた。


建物の正面二階の十字架である。
十字架の下には「I AM THE WAY AND THE TRUTH AND THE LIFE」が掛けられている。


建物の構造は、木造押縁下見板、板張切妻屋根で建築されている。


教会内は300人は収容できる大ホールとなっており、当時としては軽井沢最大級の建築物である。


ホールは、礼拝や宣教師達の集会だけでなく、避暑客や別荘族達の社交と団欒の場であり、また音楽会なども開催された。


教会の天井中央には軽井沢を象徴する白樺で作られた白い木の十字架が印象的である。


教会の中に入ったら天井の構造設計に注目したい。軽井沢で多くの別荘建築を手掛けたヴォーリズの歴史的価値ある建築設計を見ることができる。


これは天井の梁である。この構造は天井の強度上げるための工法である。


天井の梁は丸太をそのまま剥き出しで使用しており、木の自然のままの魅力を出している。


正面玄関を入ると多くの写真が展示されている。外国人の避暑が多かった時代が偲ばれる。


記念写真

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観る 軽井沢町

世界の人形美術館|世界中の人の顔・衣装を人形で|軽井沢町軽井沢

人形美術館には世界の人形が収集され展示されている。

館内では創作人形教室も開催されている。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢856-2
電話:0267-42-9320
入館料:大人700円・小中高生500円
[googlemap lat=”36.355574″ lng=”138.633959″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢[/googlemap]

美術館入口である。まさに人形の館のような建物である。


スペイン、リアドロ オランダ デルフト焼きなど


正面入口の展示ケースの中には館内展示品の人形の一部が展示されている。


人形の世界には世界中の国・地域・民族・宗教などのそれぞれの顔と衣装が多種多様に表現されている。

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大町市 観る

大町山岳博物館(4)|付属園の動物たち|大町市

付属園では、北アルプスや大町周辺の動植物を、飼育・栽培し、繁殖や調査研究を行っているほか、けがや病気で保護された野生動物を保護しています。

屋外にある付属園は、博物館の休館日でも入ることができます。
一匹一匹に名前が付けられ、特徴も書かれていて、飼育員の方たちの愛情がしみじみ伝わってくる園内です。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館時間午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.50480691666524″ lng=”137.87086486816406″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市[/googlemap]


博物館(右手)の玄関から30メートル坂をのぼったところにあります。


木の看板には、ライチョウとカモシカも彫ってあります。


玄関です。


付属園にいる動物一覧です。


案内板です。


入口すぐにはホンドギツネ。


華麗なジャンプができるよう、中に工夫して板が配置されています。


マガモはこの日気温が高かったためか、濡れタオルの上でじっと休んでました。


左手、木の幹あたりに見えるのはキジです。
オスメスおります。


飼育員の方の小屋です。


小さなスペースですが、このあたりの希少植物も栽培されています。


フクジュソウが咲いていました。


白いザゼンソウに何か付いてます。
ガーゼに包まれた温度計のようです。
ザゼンソウは熱を出す植物で、寒い日でも中は20度あるのだとか。
熱を計っているのでしょうか。


「プライドが高く気の強い」ハクビシンのマメちゃん、とあります。
そして確かに「時には甘えたい」のか、寄ってきて子犬のよう・・
こんなハクビシンみたことありません。


隣は「食いしん坊」の雄雌のハクビシンです。


ホンドタヌキ・・愛らしいです。


カモシカコーナーはいくつかあります。
上の方にれんげがいました。


岩と同化してますが、アップで見るとこんな感じ。


隣のカモシカさんは小屋の中に・・いたのに・・


目が合ったら下りてきて、目の前で角スリスリ・・
これ何かの合図?
ま、ただの習慣でしょう・・


フクロウのまなざしは何とも言えません・・


昼間だってちゃんと目は見えます、とあります。


ニホンキジのつがいがいました。


なんとなく絵になります。


動物案内とベンチです。


園内地図もあります。


飼料小屋はなんだか風情があります。
奥に小さな神社があります。


その奥は行き止まりになっています。
以前はこの先も行けたのですが、季節的な事情かもしれません。


トビです。


6羽があわただしく飛びます。
日常で、トビを見上げることはあっても、低空飛行のトビを見下ろすことができるのはなかなかありません。


チョウゲンボウ・・どこでしょうか・・


奥に貼りついてじっとこちらを窺っています。


オオコノハズクもいました。


檻のたもとにはフキノトウが・・


ここにも二ホンカモシカが。
さっちゃんは「気が向けば、近くまで寄ってきます」とあります。


気が向いたようです。


上から見たらこんなさっちゃん。


とてもきれいな瞳と、見とれるような角と、輝く毛並です。


こちらは山岳博物館の3階展望室の一角にあるコーナー。


この草食は誰のごはんでしょう?


木のページを開くと答えが・・
二ホンカモシカでした。


トウモロコシ中心に食べるのは・・


甘い果物は・・


出た、ハクビシン。
うちの周りでは畑のトマトなど召しあがっていらっしゃいますが・・


う、ヒヨコもそのまま・・


食べているところの写真も、肉食だとリアルですね。


付属園の趣旨が出口近くにありました。

檻の中にいるのだけれど、動物たちが皆、飼育員さんから愛おしまれているのが伝わってきます。こうなるまでには愛情だけでなく、多大な努力や知恵が重ねられているのでしょうね。

種の保存を目的に、付属園で繁殖したニホンカモシカは国内各地の動物園に貸し出しているそうです。

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大町市 観る

大町山岳博物館(3)|「岳」ロケ地として|大町市

大町市は「山岳文化都市宣言の町」。山岳博物館はその中心施設として山の資料を収集・保管し、調査・研究を続けています。
また普及啓蒙活動も行っています。

2011年5月公開の映画「岳」は、山岳救助を題材とした漫画作品です。
北アルプスが舞台となっていますが、大町でも何か所かでロケが行われ、山岳博物館は「北部警察署」として撮影されました。
公開に合わせて博物館内で企画された特別展(2011.8.8まで)を記録としてお伝えいたします。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館:午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.50480691666524″ lng=”137.87086486816406″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市[/googlemap]


こちらが本当の外観です。


映画は、 山岳救助ボランティアとして登山者たちの命を救う主人公と、その仲間たちが繰り広げるドラマを描いた映画です。


ストーリーと解説です。
大町市では立山連峰だけでなく、大町北小学校、そしてこの博物館で行われました。


こちらが漫画のポスター。
一階の売店では、多くの書籍の中に、「岳」の漫画も売っていました。


ロケを撮影した写真のパネルです。


「長野県北部警察署」とあります。
実際に使われたものです。


セットが再現されています。


無線機もあります。


山のルートが実際に書かれていました。


実際の山岳地図も貼られています。


手前は衣装でつくられたようですが、奥の壁にかかっているのは実際に北アルプスの山岳救助隊のものです。
山小屋ではよく小屋番の人が着ています。


撮影の現場はこんな感じ。


3月に行われたロケでは、残雪の残る警察署を撮影するために、この雪を扇沢から運んだそうです。


パトカーが入るとホントに警察署みたいです。
博物館には見えません。


扇沢の雪がこんなにも・・。
看板も警察署になっています。


撮影のために文字が反転しているのは不思議な感じです。


大町北小学校での撮影風景。


こちらは6月なので、残雪のアルプスもバックにしっかり入っています。


主人公が遭難者に手を差し伸べている場面でしょうか。


お隣の山岳総合センターの案内です。
活動内容があります。


映画は遭難救助が題材ですが、安全登山を心がけることが一番です。


これは実際の登山者カード。
「山に入るときは届けましょう。」とよびけけています。


山岳博物館の応援ポスター、学芸員のひともエキストラで出演しているようです。
もちろん作業着でなく、警官の制服で・・!?

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大町市 観る

大町山岳博物館(2)|北アルプスの登山の歴史と自然の展示|大町市

館内では、北アルプスの自然と登山の歴史に関する資料を数多く展示しています。
また、3階からは雄大な北アルプスと大町市街を一望できます。

1階はホール・特別展示室・主に登山の歴史を紹介する展示室、喫茶と売店「こまくさ」があります。
2階は北アルプスの生い立ち・生態系の展示室。
3階は展望室になっています。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.505910769663984″ lng=”137.87009239196777″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市[/googlemap]


入口入ってすぐ右が受け付けです。


シンボルのカモシカがこんなところにも・・
ここで入館料を支払うと、パンフレットと山岳展望図がもらえます。


3階までの館内案内図もあります。


受け付けすぐ横にトイレもあります。
手前にペンギンが・・


ペンギンの募金箱、おおきい・・


入口にはスタンプコーナーもあります。


併設の付属園の案内です。


売店と喫茶「こまくさ」
手作り感いっぱいの、展望のいい和めるスペースです。
え?こんなものも・・と売店だけでも楽しめますが、それはまたの機会に。


こちらが常設コーナーです。
北アルプスの登山の歴史について山麓の民具や登山の道具・装備を中心に時代を追って紹介しています。


展示品がたくさんあります。


昭和20年代の山小屋が再現されています。


山道具もどんどん進化しているのがよくわかります。
・・というか、昔の人はすごい・・と思い知らされます。


エベレスト周辺地形の模型、ヒマラヤやヨーロッパアルプスなど日本人の海外登山も紹介されてます。


「遭難史」からも目をそらすことはできません。
井上靖の小説「氷壁」のモデルとなった、切れたナイロンザイルも展示してあります。


階段下には石彫のライチョウさんが・・


手作りアンケート箱。
いたるところに学芸員さんの、生き物や、博物館への「愛情」が窺えます。


2階への階段も山が・・山が・・。


上がってすぐのところに「北アルプスのかたち」が展示されてます。


各山ごとの岩石です。
年代によって色分けされています。


ここから2階常設展入口です。


最初に目があってしまいました。
ここで展示してある剥製はすべて、野山や路上で事故や病気で死んでしまった動物たちを、資料として活用するため、許可を得て甦らせたものです。


北アルプスは動植物の自然の宝庫です。


フォッサマグナの解説です。


リアルです。
デカいです。


「湿地」で生活する植物についての説明。


代表的なものの写真。


「湿地」で生活する昆虫の標本。


「湿地」の動植物を再現。


「湿地」から、隣は「湖」の生活再現。


その隣は「渓谷」と生態系の変化がとてもわかりやすいです。


奥はゆったりとしたソファーもあるライブラリーになっています。


「高山」の生態系です。


天然記念物「ライチョウ」の食べ物がわかりやすく展示されています。
子供目線に置かれていて、わかりやすく、たのしいです。


食べ物があれば、当然、糞についても。


剥製のライチョウ親子ですが、殻を破りたての雛まで!います。


オスとメスの違いも分かります。


ライチョウは冬は雪と同じ白の冬毛になります。
飛ばしてる・・


こちらも天然記念物二ホンカモシカです。
ホントよくこうして角をスリスリしてます。
ホント作ってる人の愛情感じます。


「高山」から「亜高山」の生態です。
標高が下がってきます。


厳しい高山と違って、生き物の種類もぐっと増えます。


ツキノワグマから向こうが「里山」です。


なじみの動植物もあります。


このあたりではよく見る動植物たちです。


3階へはシンプルな階段です。


が、上がるとそこは大パノラマ。


100円の望遠鏡もあります。
残雪と岩肌がおりなす雪形についても詳しい案内があります。


ジオラマもあります。


現在地です。


併設の付属園もよく見えます。
紹介コーナーもあります。


木彫りのオブジェが館内には多数ありました。
奥にエレベーターがあり下に降りれます。


1階まで下りてきました。
山岳博物館の歴代ポスターも展示されてます。
カッコイイです。


フリーペーパーのコーナーもあります。
野鳥の会や博物館関連です。


出口ではカモシカ親子が見送ってくれます。

博物館では、常設展示の他に、企画展・特別展の開催や自然観察会、山博おもしろミニゼミなどのイベントが年間を通して行われています。
ときおり、学芸員の方の解説付きの展示会などもありますが、素朴な手作り感と愛情にいつも好感を持てます。

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ロケ地 大町市 観る

大町山岳博物館(1)|「岳」ロケ地・雄大な北アルプスと大町市街を望む|大町市

昭和26年に誕生した日本初の山岳博物館です。

大町市民からは「山博」と呼ばれ親しまれています。
北アルプスを中心とする登山の歴史や自然についての展示のほかに、「生きた学習・研究の場」として動植物を飼育・栽培する付属園を併設しています。
2011.5月公開の映画「岳」では、大町山岳博物館が、「北アルプス警察署」という設定で登場します。
まさにこの写真の外観です。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.50529″ lng=”137.87061″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市大町神栄町8056−1[/googlemap]
長野道豊科ICから約40分。
上信越道長野ICから約45分(どちらも「オリンピック道路」経由)。
信濃大町駅より徒歩25分またはタクシー5分です。


306号線にある「神栄町」信号。
正面のこんもりした山に向かい、この信号を渡り、大糸線の踏切を超え、さらに直進します。


住宅地の中に入り「この道で大丈夫かな?」と思い始める頃、
「大町山岳博物館」と、紅葉が美しい「霊松寺」の看板が見えてきます。


看板の手前で、通ってきた坂道を振り返るとこんな感じです。


カーブを何度か曲がると、右手に展望台が見えてきます。


下り車線には車を横着けできるスペースがあります。
木のベンチが見えます。


座ってみると北アルプスと大町市街がよく見えます。
真ん中の大きな茶色の建物が大町市の合同庁舎です。


木彫りの地図があります。


この部分をアップで見てみると・・


ダムもはっきり見えますね。


山の名前も・・


形通りなのでわかりやすいです。


最後のカーブを過ぎると右手に博物館が見えてきました。


正面のこんもりした山、鷹狩山までの案内板もあります。
標高は1164mです。


駐車場から見た外観です。


博物館正面の駐車場には、正面にトイレがあります。
よく大きなザックを背負っている人や、山岳訓練している人を見かけるのは、左手の建物「長野県山岳総合センター」があるからです。


長野県山岳総合センターは、山岳における遭難事故の防止と健全な登山活動の目的をもって、昭和44年に開設されました。
登山や自然保護団体等の研修に利用でき、登山、研修などに必要な装備(ビーコン、ハーネス等)の貸し出しも行ってます。 


駐車場からは桜の植えられた広場越しに北アルプスを望めます。


でっかいケルン?それともオブジェでしょうか。
なにかいわくがありそうです。


駐車場からは階段を上がり、博物館へ行きます。


館の下の医師にも案内が貼ってあります。


正面玄関にはカモシカ親子の像が建ってます。


入口です。
このように年に何度か企画展が行われています。


入口ドアにもライチョウやカモシカさんが・・

館内は(2)でご案内するとして、来館者には、チケット領収レシートだけでなく、このようなものが手渡されます。

パンフレットと長~い北アルプスの展望図です。


展望図から「爺が岳」を望んでみましょう。
裏には山だけでなく大町市の名勝地の解説もあります。

季節、時間によって全くべつの大町の表情が望める展望地です。
暖かい晴れた日は、ここでのんびり風景をスケッチするのもおすすめです。

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おひさま ロケ地 安曇野市 観る

正面に常念岳が見える道|「おひさま」ロケ地・房子が車で走った安曇野の道|安曇野市穂高

おひさま第一話、主婦の原口房子がスーパーで買い物をしたあと、安曇野へ出かけるシーンに一瞬登場する、正面に常念岳が見える両脇田んぼの道路。
実は、大王わさび農場のすぐ近くにある道です。
特に天気の良い午前中は常念がすごくきれいに見える場所で、地元人でもついついわき見運転してしまうほど景色の良いところです。
穂高駅から自転車や徒歩でわさび農場に観光にくる方も、何気に通過してるはずです。足をとめて房子気分にひたってみては・・・。

場所はこの辺り
[googlemap lat=”36.338739696807906″ lng=”137.9036521911621″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.33874,137.903652[/googlemap]

わさび農場側から見た「御宝田交差点」

ここを直進します。
わさび農場から穂高市街地方面へ続く道です。

上り坂

チンさむロードとまではいきませんが、車で上って下る感じがクセになります。
自転車には心臓破りの坂かも・・・。

万水川(よろずいがわ)をわたります。

等々力橋(どどりきばし)

万水川の川下方面を見たところ

万水川の川上方面を見たところ

川沿いの遊歩道もいい雰囲気です。

「おひさま」にもこの万水川沿いが登場します。

ベンチも置いてあったり、この辺りはウォーキングコースにもなっています。

房子が車で走った道はここです。

午後だったのでちょっと霞んでしまいましたが、天気の良い午前中はきれいな常念が見えます。
夕暮れ時もおすすめ。

安曇野で良く見かける「景観形成住民協定区域」の立て札

いつまでもこの景観を大事にしたいですね。

下り終えて振り返ったところ

観光地のウォーキングコースなので、こういう案内看板がたくさんあります。

ちなみに補足情報・・・
第一話に登場した、房子が買い物をしたスーパーは、「アップルランドデリシア豊科店」です。

株式会社アップルランドはスーパーマーケット「アップルランド」「アップルランドデリシア」をチェーン展開している企業。
キャッチフレーズは地域に密着した食品スーパー。中信地方を中心に長野県全域に出店している。
中信地方のスーパーマーケットの半分以上はアップルランドであるため、中信地方ではスーパー=アップルランドという構図ができている。特に松本市ではこれが顕著だが、他店の進出が相次いでいるためこの構図も崩れつつある。長野県内での店舗数は41店で西友(旧・SSV西友)に次ぎ2位。長野県内のローカルチェーンスーパーでは1位である。 Wikipediaより

ここで買い物をして、転んでリンゴをゴロゴロさせたあと・・・

常念の見える安曇野の田園地帯を走り・・・

蕎麦畑で脱輪して「えぇ~っ!!」と叫び・・・
早春の中山高原|北アルプスを望む「おひさま」ロケ地

さまよっていると、現代の陽子が営む「百白花」に辿り着くのです。
大王わさび農園|NHK朝ドラおひさまのセット

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おひさま 安曇野市 観る

安曇野スタイル「おひさま」応援部|小さなおひさまを大きなおひさまに|安曇野市

「おひさま」を盛り上げようと、安曇野のクラフト作家さんたちが「安曇野スタイルおひさま応援部」結成し、「大きなおひさま」のイベントが始まりました。

紙製の大玉を「大きなおひさま」と名付け、市民や観光客にそれぞれの一番大切な存在を小さな色紙に書いてもらい、それを「大きなおひさま」に貼り、みんなで「大きなおひさま」にしよう という企画です。

「大きなおひさま」は18日まで穂高交流学習センター・みらいに、19~28日は豊科交流学習センター・きぼうに展示される予定です。
ドラマ放送期間中の約半年間、安曇野各所の施設を巡回するそうです。
[googlemap lat=”36.332551509870996″ lng=”137.88841724395752″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.332552,137.888417[/googlemap]
安曇野スタイル「おひさま」応援部のブログhttp://pub.ne.jp/sun_assistance/

「おひさま」放送開始記念パネル展の隣のスペースにあります。

ペンや色紙はここに入っています。

丸い小さな色紙がいっぱい!!

ヒロイン陽子のような希望の存在、家族・恋人・友人・ペット・歌手・場所・出来事・座右の銘・・・などをイメージして書きましょう。
字が書けない子は、絵でもOK!!

裏返してのりをしっかりつけます。

大きなおひさまに貼ります。
他の人の書いたものが隠れないように・・・。

子供たちのメッセージが多いです。

応援部のロゴは、にじ工房 西絢子さんのデザインだそうです。
あたたかみがあって、かわいらしいですね。

安曇野スタイルネットワークでは、安曇野各所で「おひさま」にちなんだ、おひさまパン・おひさまランチ・おひさまアクセサリー・・・など、おもてなしを企画中ということです。

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おひさま ロケ地 安曇野市 観る

あづみの公園事業用地|「おひさま」安曇野の農村ロケ地|安曇野市堀金烏川

リアカーをひいて安曇野に引っ越してくるシーン、道祖神祭りのシーン・・・などなど、ドラマの中でもよく出てくる安曇野の農村セット。
大庄屋山口家の近くの国営アルプスあづみの公園事業用地で撮影されたということで、見に行ってみました。
まだ茅葺き農家や水車小屋、道祖神がそのまま残されたセットは、昭和初期の農村そのものです。

【ご注意!!】
車を田んぼの土手に乗りいれたり、路駐をしたり、マナーの悪い観光客が急増しており、地元の方々が大変迷惑してます。
駐車場は国営アルプスあづみの公園を利用するようにしてください。
また、残念なことにゴミが落ちていることもあったそうです。植物などを採取したりすることも禁止です。まだロケを行う予定もあるそうなので、立入禁止と書かれた場所の中に入ることもやめてください。モラルを守って見学しましょう。

春には菜の花や桜が咲いてさらに景色がきれいな場所です。
「堀金岩原地区の桜と菜の花」

場所はだいたいこの辺り。
[googlemap lat=”36.30859790272407″ lng=”137.8407919406891″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.308598,137.840792[/googlemap]

大庄屋山口家からスタート。

ちなみに山口家の場所はこちらです。
[googlemap lat=”36.31030973633149″ lng=”137.84125328063965″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”17″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.308598,137.840792[/googlemap]

山口家庭園の説明

他のドラマにもロケに使われたりするところです。

今回は寄りませんが、お庭だけ覗いてみました。

新緑や紅葉の季節にでも行ってみますかね。

山口家の通りを東側へ向かいます。

大きな松の木が見えてきました。

安曇野市有形文化財「旧安楽寺の宝きょう印塔」というものだそうです。

お地蔵さんもいます。

「岩原遺跡」「安楽寺大門跡」とありますが・・・
どれが?

屋根付きの道祖神

まだ新しく建てられたものっぽいですね。
それにしても安曇野にはいたるところに道祖神があります。

「中部北陸自然歩道」の途中通過点です。

この遺跡の横にある道へ右折。

遠くをみると・・・

ありました!!
いかにも古い茅葺き屋根のおうち。

この一帯はあづみの公園の事業用地です。

住民の方の迷惑になるので、路駐はいけません。

東京から安曇野へ、リアカーをひいて引っ越ししているシーンの撮影に使われた道。

道の脇には畑が作られています。

農家セットの脇に生える葉っぱのない木

他の木は青々しているのに、この木だけドラマの中でも葉っぱはなかったような・・・。

安曇野の農村セット

ドラマにもでてくる構図で撮ってみました。
この道祖神も水色の時と同じように、ここにずっと置かれて観光地っぽくなるのでしょうか。

向かって左の道祖神
双体道祖神神酒器像です。

色落ちしてますが、幼少期の陽子が色を塗っていましたね。

右側の道祖神
双体道祖神握手像です。

茂兄ちゃんが塗ったら、はみ出しちゃってましたね。

さっそくお賽銭も置かれていました。

農機具を置く物置?のセット

水車小屋

廃材で作ったのでしょうか。
古い感じがにじみ出ています。

上から見ると屋根には大きな穴が!!

雨が降ったら、雨漏り・・・というより、雨降りですね。

この角度から見る水車小屋が一番ですね。

この辺りは水路がはりめぐらされています。
もちろん、水はすごくきれい!!

水路から木製のパイプへ水を送って・・・

水車へ水を流すという仕掛けになっています。

茅葺き屋根の農家

むか~し、むかし、あるところに・・・
完全に日本昔話の家です。

農家セットの裏側

ロープの中は立入禁止です。(以下の写真はズームで撮影しています)

ワラが山のように積んでありました。
何に使ったんでしょう?屋根の材料?

NHKのロゴ入り大道具

よく見ると屋根にコケが生えています。

築1年とは思えない、貫禄っぷりです。

斜め横から見たところ。

ひさし

ひさしの上は2本の木で固定するんですね~。

縁側

木材のすり減り具合が絶妙です。

傾斜地になっているので、ここから見る景色はなかなか。
ドラマ中にも一瞬映りますよね。

ちょっとアングルをずらすと、ビニルハウスや民家など現代の風景に。

ぐるっと一周撮影してみました。

この辺りはロケに使えそうな自然の風景がたくさん。

ちょっと離れたところにあったものですが、これもセットでしょうか?

まだ冬枯れた景色ですが、少しずつ春らしい色も見られるようになってきた安曇野です。
このきれいな景色を維持するためにも、ロケ地観光をされる方は、モラルを守ってくださいね。

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おひさま 大町市 観る

早春の中山高原|北アルプスを望む「おひさま」ロケ地|大町市美麻

長野県にある木崎湖の東にある中山高原は、春は一面の菜の花畑、晩夏8月末頃には一面のそばの花が咲く美しい場所です。
(注意・信州、特に高原あたりのの春は3月・4月ではありません。だいたいGWあたりがいわゆる春です)

2011.4月スタートのNHKの朝ドラマ「おひさま」でもロケ地として選ばれ、ポスターや、ヒロインの井上真央さんが自転車で女学校に通学する場面や、母と過ごす幼少時代の場面がここで撮影されました。
そば畑は、主人公が自分の運命を導く人と出会う、物語の鍵となる場所なのだそうです。

住所:長野県大町市美麻中山高原
[googlemap lat=”36.562006″ lng=”137.869014″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市美麻14902−1[/googlemap]
大町スキー場(閉鎖しましたが、看板などはまだ出ています)を目指すと行きやすいです。


このあたり。あの旗のところを曲がると、美麻珈琲と中山高原のキャンプ場ですが、その手前が中山高原です。
この時期(4月初旬)はまだ雪も残り、駐車場がわかりにくいかもしれません。
旗まで来たら行きすぎ、その手前です。


駐車場から高原全体を見るとこんな感じです。


かわいい雪上車を発見!


前から見るとこんな感じ。


反対側も。
よく見るとかわいいというより、ちょっとシュール・・・


運転席


看板が出ています。


手書きです。
雨雪にうたれて消えかけている箇所もあります。
黄色に塗ってあるところが菜の花畑。
塗りは落ちてますが、そば畑も表示があります。


看板のところから見える風景。
てっぺんに地図には載っていない小さな黄色い小屋があります。
寄り道しながらあそこまで登ってみましょう。


蕎麦を刈り取ったあともありました。
咲き誇る真っ白なそばの花が一面に広がる場面を撮影するため、2010\.8月末先行ロケが行われました。
8年前はここは荒れ地だったそうです。ソバを植えた方も喜んであられると聞きました。


左手にある種山小屋。
冬季閉鎖のようです。夏は賑わうのでしょう。


右手の丘は結構急斜?
すぐ車に戻り、段ボールをちぎってお尻スキーを試みましたが・・
この陽気で雪に水分がありすぎて滑らず・・
転がるより、駆け降りるのが最高です!ヨ。


黄色い小屋が見えてきました。


小屋からはこんな感じ。
爺ガ岳、鹿島槍、白馬三山もバッチリ見えます。


寝ころぶと白樺もこんな感じ。


小屋の向こうも丘と唐松林が広がっています。


溶け始めているところにも蕎麦を刈り取った跡が・・


小屋まで電線が伸びてるのはこのスピーカーのため??


信州はほんとに木の背が高いと思います。
対目線も上になるし、上へどんどんのびてくかんじです。
影も長いです。


蕎麦ではないようでしたが、秋に何かを刈り取った跡です。
結構発酵が進んでました。また、土に還るのでしょう。


手書きの地図でもお分かりのように、左手の丘を歩いて超えると、美麻珈琲があります。
遠く見える白壁がそうです。
車のほうが楽ですが、歩いてもたいした距離ではありません。
つながっています。


ついこういうことしたくなりますよね。
ほかにもいろいろ・・


こんな感じで小高い丘がいくつもあります。


そしてだいたい頂上には白樺。


美麻珈琲前には、ガーデニング用でしょうか、大きな鳥かごのようなアーチがありました。


キャンプ場へ続く道の木には冬囲いが。


雪解け水かなあと、長靴でバシャバシャ入った大きな水たまりは・・
家に帰り地図を見て知りました。「まぼろしの池」でした。
早春のこの時期に現れるのでしょうか・・・

中山高原は「北アルプスが見渡せる、なだらかな丘で傾斜のあるソバ畑が広がる、ぴったりの場所」と「おひさま」の監督、笠浦友愛氏も気に入られたとか。
春の菜の花の黄色、夏の真っ白なそばの花、それぞれ色も香りも華やかですが、雪がだいぶん溶けて、冬の名残と春の予感をそこらじゅうに感じる静かな早春の高原もおすすめです。

カテゴリー
おひさま ロケ地 安曇野市 観る

「おひさま」放送開始記念パネル展|ロケ風景やエキストラの写真展示|安曇野市穂高

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」の放送開始を記念して、エキストラの方々や、撮影時の風景の写真パネルを穂高交流学習センターみらいにて展示中です。

穂高交流学習センター「みらい」の場所
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開館時間などは穂高交流学習センター「みらい」の記事を参考にしてください。
番組ホームページhttp://www.nhk.or.jp/ohisama/

「みらい」のエントランスホールに展示されています。

おひさまのメインポスター

HPにてポスター撮影風景の様子が紹介されています。

写真がずらりと並んでいます。





一枚ずつ紹介するのもなんなので・・・ビデオでざっくり撮影してみました。

川でのシーン、「おしん」っぽい感じがしますね~。

わさび農場に建てられた蕎麦屋のセット

蕎麦屋での撮影風景

エキストラのみなさん

モノクロにしたら、本当に昭和初期の写真になりそう。
昭和の人になりきってますね。

昔の車?の再現も完璧です。

長野県のローカルスーパー「デリシア」がバックに・・・
何をしていたところなんでしょう?

「みらい」隣の三枚橋公園からの眺めです。

今日は天気がよく北アルプスがきれいに見えました。
ドラマでも信州のきれいな風景がたくさん写るんだと思います。

東関東大地震の影響で1週間遅れて4月4日から放送開始です。

放送予定:4月4日(月)~10月1日(土)(全156回)
放送時間:総合(月~土) 午前8:00~8:15|午後0:45~1:00

地震から復興していこうとする今の日本と戦後の厳しい世の中を生き抜く様子が、共感を呼ぶドラマになりそうです。
被災された方々に勇気を与えられるようなドラマだといいですね。

<<今後のおひさま関連番組の予定>>

●「おひさま紀行」
 4月2日(土) 総合 午後5:10~5:38<長野県域 ほか 一部地域>

●「連続テレビ小説50年! ~日本の朝を彩るヒロインたち~」
  4月2日(土) 総合 午後7:45~9:00 (東北地方は4/2(土)午後11:40~)
 
●「おひさまガイド」  
  4月3日(日) 総合 午後4:35~4:45