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軽井沢タリヤセンのレストランとショップ|塩沢湖を眺めながら|軽井沢町塩沢湖

タリアセンゲートを入り少し歩くと、モダンな建物の土産ショッピングセンターがある。
ショッピングセンター全景Ⅰ
店内には子供・大人向けのお土産品が豊富品揃えされている。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
電話:0267-46-6161
タリアセン入園料:大人800円、小中学生400円(アミューズメントは別利用料)
[googlemap lat=”36.328287″ lng=”138.596006″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉塩沢[/googlemap]

軽井沢タリヤセンのショッピングセンター店頭では大きなクマのぬいぐるみが来場者を迎えてくれる。


ショッピングセンター店頭のペイネの「恋人達の像」のオブジェ。


ショッピングセンター店内には、タリアセンコーヒー・ローズティー・カップなどのオリジナル商品が並ぶ。


ショッピングセンター店内には沢山の土産品グッツが所せましと並ぶ。


店内は広くショッピング楽しむことができる。


塩沢湖畔に建つ白い館のレストランである。湖を眺めながらテラスで食事を楽しむことができる


軽井沢タリヤセンでの食事は店内、又は木陰の下のテラスでもできる。テラスはペット同伴でも歓迎してくれる。


店内は全面を開けた窓から湖畔の微風が心地よく流れ、軽井沢の夏を感じさせてくれる。


この店のお勧めは、牛肉がタップリ入ったビーフカレーだ。セット定食も格安で量も多く満足感が得られる。


メニューはリーズナブル値段であり、店内は広く家族ずれ等の大人数でも楽しむことが出来る。


自家焙煎のコヒー直売店である。
また大樹が茂るタリアセンのテラスで飲むコーヒーの味は格別である。

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軽井沢タリヤセン|自然に囲まれた塩沢湖を中心に広がるスポット|軽井沢町塩沢湖

TALIESIN(タリアセン)とはウエールズ語で「輝ける額」を意味する。
タリアセンは自然に囲まれた「塩沢湖」を中心にして、軽井沢の文化の象徴「睡鳩荘」「明治四十四年館」「ペイネ美術館」などのミュージアムが湖畔に広がる。

塩沢湖ではボート、周囲の広大な森の中にはテニス・パターゴルフ・アーチェリー・ゴーカート・サイクルモノレール・ちびっこ広場などの多くの施設が我々を待っている。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
電話:0267-46-6161
タリアセン入園料:大人800円、小中学生400円(アミューズメントは別利用料)
[googlemap lat=”36.328287″ lng=”138.596006″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉塩沢[/googlemap]

タリアセンは塩沢通りに面したところにある。またこの道は冬季オリンピックが開催された、オリンピック記念館、風越公園へとつながる道である。
軽井沢駅から自転車でサイクリングをするには絶好の場所である。


タリアセンと軽井沢駅を結ぶ交通機関は、軽井沢駅南口から無料シャトルバスが運行している。


タリアセンは湖畔に広がる自然の中に、文化のミュージアム、そしてショッピングセンター、レストラン、アミューズメント等の多くの施設が満載されている。


タリアセン正面ゲートは、芸術の理想卿をめざしたタリアセンに相応しい斬新なデザインで設計されており、訪れるものに期待を与えてくれる。


正面ゲートは、丸太をそのまま使用した自然を生かした設計と、屋根の部分に金属を使用した幾何学模様の設計が絶妙にマッチしている。


入園券のチケット売場である。入館料は、大人800円、小人400円である。美術館セットの1500円はお得である。


中央ゲートを一歩入ると塩沢湖を中心にした広大な敷地のタリアセンである。一日かけてゆったりと「森と湖」自然、文化に触れて寛ぐと良い。
中央ゲートから真っ直ぐに大きな樹木に囲まれた、ウッディの道がタリアセン内へと伸びている。この道は「ことりがよぶ道」とよばれる遊歩道である。


塩沢湖は昭和36年に地元住民によって広大な敷地の中に造られた人造湖である。湖の周辺は緑豊かな自然に恵まれ山野草や野鳥の鳴き声に心が癒される。


透きとおるような空の青の下で、家族一家団欒を楽しむ光景。


塩沢湖の中央に「中の島」と名付られた小さな島がある。橋を渡り周囲を一周することができる。


塩沢湖の四季は美しく、湖畔に生茂る樹木は「春夏秋冬」さまざまな光景を湖面に写し出してくれる。


湖畔には大きな樹木が生茂り、夏は湖の微風を受けながらユッタリと寛ぐことができる。シートを敷き家族で一家団欒を楽しむ光景をを多くみかける。


塩沢湖の湖畔のほとりと大樹の木陰。


塩沢湖は軽井沢で唯一「ボート」遊びができる観光スポットである。ボートに乗り湖面から見える浅間山の雄大な姿を眺めながら日頃の疲れを癒すとよい。
ボートは手こぎ、ペタルこぎ、2人乗り、4人乗りなど各種のボートを揃えている。


休日の塩沢湖は、家族ずれ、カップル、学生等が、さまざまな種類のボートに乗り湖面で楽しむ光景がみられる。


湖面でボート乗りを楽しむ多くの避暑客。


家族で楽しむ姿。


湖面には沢山の鴨達が遊ぶ姿がみられる。


塩沢湖の湖面を優雅に泳ぐ白鳥の姿は訪れた観光客の心を和ませてくれる。


塩沢湖の湖畔には湖を一周できる遊歩道が整備されている。木々のアーチをくぐりぬけながら森林浴を浴びながら散策することが出来る。


湖畔沿いの遊歩道。


湖畔からタリアセンの小高い丘に登る登坂散策コース。


登坂散策コースの中の木道。


丘の上に向かう木立の中の散策コース。


丘の上の木立の中の散策コース。


遊歩道を歩きタリアセンの小高い丘の上に立ち見下ろすと塩沢湖が一望できる。湖畔を一周する散歩コースはお勧めである。


浅間山麓に住む彫刻師の平和への悲願をこめた労作である。

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ラーメン屋レポート 松本市 食べる

三ツ矢堂製麺|つけめんをメインにした極太つけめん屋|松本市島立

東京を中心に店舗を伸ばし、長野県にも店舗のある三ツ矢堂製麺に行ってきました。
今回は西松本店ということで、野麦街道沿いにある八十二銀行西松本支店の道向いにあります。

つけめんの専門店(ラーメンもありますが)ということでつけめんのメニューは多彩です。

住所:長野県松本市島立408-2
電話:0263-88-6072
営業:11時~22時
定休:なし
駐車:10台
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外観は黒い屋根に、赤い壁です。松本駅側から車で行くと少し不便な場所です。


ラーメン屋でオープンテラスはあまり見かけませんが、夏場飲むにはいいかもしれません。


ショーケースでどんなものがあるか確認することができます。


すべて店舗内で製麺をしているということで、ガラス越しに製麺をしている所を見ることができます。


店内からも限界付近で製麺風景を除くことができます。
製麺工場を持つより、店舗内製麺のほうがイニシャルコスト的、ブランド的にも良いということでしょうか。


かなりの量が計られてました。この粉をコネコネすることで、麺ができるということでしょう。


道路側が入口になっています。なんとなくですが自動車社会に合わせ作りではない感じです。


玄関です、待合用の席があります。この日はお祝いの花で座れません・・・


テーブル席が掘りごたつ式で4テーブルありました。


4人掛けです。
お誕生日席を使えば大人5人が座れますが、座布団がないので、お誕生日席が拷問席です!


カウンターもありますので、1人でも気軽に入ることができます。


厨房の中ではテキパキとスタッフの方が作業をされてました。


壁にはレトロな感じの写真が貼られています。


席頭上のライトが洒落た感じです。


つけめんの麺は通常、冷やされて出てきますが、三ツ矢堂製麺では4段階で選べるということです。


こちらはメニューです。


つけめんだけでも種類が数種類ありますね。


つけめんは麺の量も調整つができます。並が300グラムで、大盛りが600グラムとなり値段は変わりません。
極盛りは+400円で5倍の量になります。1500グラムということですが恐ろしくて注文できません。


トッピング系も充実しています。


つけ麺は食べないという人でもラーメンがあるのでOKです。


テーブルにはラー油、酢、醤油、一味、胡椒、楊枝が出てます。


中盛り、ぬめり落としです。麺がうどん見たいに見えますがラーメンの味です。
おいしいです。


つけめんのつゆにはメンマ、チャーシュー


つけめんのつゆにはなるともあります。


麺は太めので、パッと見うどんって感じ。


写真では、同じようなものですが、並みの熱もりです。
麺から湯気が出ています。冷たいのは苦手な人もつけめんを楽しめます。


ん~湯気が撮れてませんね・・・


つけめんのつゆです、ゆずが入っておりほのかにゆずの香りがします。


卵を頼むこともできます。


つけめんの大盛り、氷締めです。
写真では分かりませんが、麺はキンキンに冷えてます。


紙エプロンをもらえるので、かなりの勢いで吸い込んでも大丈夫です!


マル得つけめんは器がもう一つ出てきて、ゴージャスになります。


ゴージャスな内容は「野菜、チャーシュー、味玉、海苔」栄養バランスも向上でしょうか。


辛しつけめんの特盛り、冷やもりです。


大盛りのさらに上になる、特盛りは器が白に変わりました。


辛しつけめんのつゆは真っ赤です。


最後につけめんのつゆを割る、スープが出てきます。


色が薄くなり飲むことができます。

つけめん好きにはおススメです。麺は太めのコシの強い感じです。
つゆは少し濃い系でした。

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軽井沢町 遊ぶ

湯川ふるさと公園|浅間山が一望できる緑の芝生は子供達に大人気|軽井沢町長倉

雄大な浅間山が一望できる大木の森と緑の芝生で敷き詰められた広大な公園には、遠方からも大型バスで幼稚園児一行が集まる。

ここには子供達を魅了する遊具施設が一杯ある。近くにはスーパーツルヤがありここで弁当、おやつを調達すると良い。

入場料:無料
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2773
[googlemap lat=”36.3403644465288″ lng=”138.5948896408081″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉2773[/googlemap]

44種類もの遊具が公園内に配置され子供達を一日中飽きることなく遊ばせてくれる。


遊園地は、ユニバーサルゾーン・フィットネスゾーン・幼児ゾーン・児童ゾーンに別れ幅広い年齢層で楽しめる。公園利用に当たっては注意事項をに留意して。


公園内の整備された湯川沿いの遊歩道である。森林浴と湯川のせせらぎ聞きながらユックリと散歩することが来る。


公園内には芝生の築山が造られている。子供達はこの芝生の安全な山を登り、下り、そして転がり、のびのびと駆け回ることが出来る。


ネットフェンスに囲まれた多目的広場では、サッカー・キャッチボール・バドミントンなど様々な遊びが出来る。休日には親子でアウトドアを楽しむ姿を見掛ける。


トイレはログハウス調に造られいかにも軽井沢らしい。何時も清潔に管理され気持ち良く、冬は暖房が完備している。


円筒状の曲がりくねったトンネルの中を一気に滑り降りる。


川の清流滑りを連想させるような曲がりくねった長い距離の滑り台である。


葉っぱの形をした三人が同時に滑れるユニークな滑り台。


真っ直ぐなチューブの形をした中を滑り降りる。


ネット造られた吊り橋である。揺れる吊り橋をバランスをとりながら渡る。


蓑虫のようなネットの中に入ってグルグル回る。


ネットを使い頂上まで挑戦。


少し上級レベルのクライムである。


安全な幼児向けの滑り台。


幼児向けの馬の形をしたホーススプリング。


幼児向けの鳥の形をしたバードスプリング。


小さな可愛いパン屋さん。


穴の中を前から、後ろからくぐり抜け遊ぶ。


運転手は僕だ。


公園内の森のなかに造られた遊歩道である。ガイドブックにもあまり掲載されない知られないコースであるが、手軽なハイキングコースには最適である。
遊歩道沿いの木立の中では沢山の山野草が咲いているのを観察できる。


遊園地から遊歩道へとつながる。遊園地から少し足を延ばしてこの木立の中の木道を散策してみるとよい。


あやめ


野菊


シューカイド


ヤマアジサイ


オオバショウマ


ミズヒキソウ

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湯川ふるさと公園のドックラン|ペット連れの避暑客に大人気のドックラン|軽井沢町長倉

軽井沢はペット連れの避暑客が圧倒的に多い観光地である。
そして大人気なのがこのドックランである。

木立の中に造られたドックランは夏は涼しく、愛犬家とワンチャン達の集いの場でもある。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2773
[googlemap lat=”36.3403644465288″ lng=”138.5948896408081″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉2773[/googlemap]

入口では大中型犬と小型犬は別れる。もちろん大型犬と小型犬が一緒でもかまわない。


利用上の注意事項である。


ドックランの中は広く、犬は走り周り、又ボール拾いなどの遊びで日頃のストレスを解消させることができる。


犬達も手綱を解かれホット一息寛ぐ姿だ。


休日には沢山の愛犬家が自慢の愛犬を連れて集まり、犬とともに戯れる。


犬達も皆、友達となりドックラン内を走り回る。


ここに集まる犬は訓練されており、全く危険を感じない。


ドックラン内にはクッションボールが用意されており、自由に使用することが出来る。


愛犬も夕日を浴びて気持ち良さそうだ。

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軽井沢高原文庫|日本を代表する文学者の貴重収蔵品を一堂に公開|軽井沢町塩沢

日本を代表する、軽井沢ゆかりの文学者の貴重な、自筆原稿、書簡、書画、や写真などの収蔵品を一堂に公開している。

高原文庫の庭内には、高原文庫本館・小説家である野上弥生子の書斎、茶室・有島武朗・堀辰雄の別荘をこの地に移築し公開している。
また詩人達原道造の・中村真一郎の詩碑が庭内に建てられている。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
[googlemap lat=”36.32722720146474″ lng=”138.5971212387085″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]

軽井沢高原文庫は塩沢通りタリアセン対面の小高い森の中に建つ博物館である。


館内では、常設展示以外に毎年特別展が企画され、毎年興味深い内容で満足させてくれる。


高原文庫までの交通手段は、新幹線軽井沢駅からバスに乗り軽井沢高原文庫前で下車するとよい。又は記念館巡りのサイクリングコースを計画するのもよい。


高原文庫前でバスから下車する観光客である。外国人にも人気である。


高原文庫内の案内版である。本館展示室のほかに、野上弥生子書斎、茶室・有島武朗・堀辰雄の別荘、達原道造、中村真一朗の詩碑が庭内に公開されている。


軽井沢高原文庫の本館建物全景である。1985年(昭和60年)に民間の力によって建設された博物館である。


高原文庫本館には軽井沢ゆかりの作家や詩人、堀辰雄、室生犀星、芥川竜之介などの近代作家の原稿・著書・遺品などの資料を所蔵し展示している。


軽井沢ゆかりの文学者の人気は高く、連日観光客で賑っている。


秋の邸内は紅葉で色付き、文化の秋、読書の秋に訪れるのに相応しい場所である。


樹々の落ち葉に包まれた晩秋の高原文庫の姿である。


高原文庫本館の正面玄関である。鉄骨を使用した幾何学模様の設計と自然がバランスし、高原文庫に相応しい建物である。


正面玄関入口である。


高原文庫の建物は城壁のように造られた石垣の上に建つ。

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軽井沢高原文庫|立原道造詩碑と中村真一郎文学碑|軽井沢町塩沢

立原道造の詩は「四季」への掲載を機会にして文壇で頭角を現した。
軽井沢では堀辰雄、室生犀星等と交流を深めた。

立原道造は1934年(昭和9年)に初めて軽井沢町追分に滞在後は追分で過すことが多くなった。
道造の詩にはこの地を題材とした作品が多い。
又東京帝国大学建築科を卒業した建築家でもある異色の詩人であった。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
[googlemap lat=”36.32722720146474″ lng=”138.5971212387085″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]

立原道造の詩碑は高原文庫の庭内に地元住民約1000人の有志によって立原道造の功績を称え建てられた。


立原道造は24歳8ケ月で病没した短命の若き詩人であった。


軽井沢を愛した達原道三の代表作「のちおもいに」の冒頭部が詩碑に刻まれている。
「夢はいつもかへって行った 山の麓のさみしい村に 水引草に風が立ち 山ひばりのうたひやまない しずまりかへった 午さがりの林道を」


中村真一朗は戦後派作家として当地ゆかりの多くの小説を残した。また文芸評論などでも活躍した。軽井沢を画いた作品には「四季」「火の山の物語」がある。
文学碑は真一郎の功績を称え平成14年に640余名の有志によって建てられた。


この文学碑には、中村真一郎の詩「夏の樹」の全文が使われている。
「光を浴びて野の樹 緑に燃えて金の絵ちらし しじまの凍る真昼時 大地の夢を高く噴出し・・・ 」

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軽井沢高原文庫|堀辰雄の代表作「美しい村」に登場した1412番山荘|軽井沢町塩沢

堀辰雄の代表作「美しい村」に登場することで有名な山荘である。
1941年(昭和16年)アメリカ人スミスが使用していた別荘を購入し、4年間をこの山荘で過した。

後年、深沢紅子夫妻が夏のアトリエとしても使用された。
現在は、妻の掘多恵子夫人より軽井沢高原文庫に寄贈され、この地に移築し一般公開している。

入場料:高原文庫の入館料に含まれる。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
[googlemap lat=”36.32722720146474″ lng=”138.5971212387085″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]

解説版には堀辰雄の山荘入手から、現在の保存までの経緯が書かれている。


山荘の構造は落葉松を主材として、屋根は切妻屋根であり軽井沢初期の別荘の代表的な造りである。


正面玄関上部の1412番の表札が目に留まる。
玄関の天井の梁は、落葉松の丸太を剥き出しのまま使用し素朴な造りである。


外壁は杉の木の皮を使用した杉皮張りである。


山荘の造りは落葉松の丸太を梁に剥き出しのまま使い、いかにも文学者の山荘らしい素朴な造りである。
屋根は「杮葺き」であったが現在はトタンに改築されている。


屋根からは暖炉の煙突が素焼きの土管を重ねたまま突き出しており、素朴で趣きのある光景である。


紅葉の季節の樹木の中に建つ山荘である。


紅葉の季節の樹木の中に建つ山荘である。


室内の壁面はアンペラ貼りである。


木の温もりを生かした素朴な山荘内。山荘内では様々な特別展が開催されている。


小説「美しい村」に登場することで知られるテラスである。


テラスは軽井沢別荘に多く見られる屋根付である。


テラスは広く設計してあり、寛ぎの空間として利用された。

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軽井沢高原文庫|野上弥生子の書斎兼茶室|軽井沢町塩沢

小説家、野上弥生子(日本芸術員会員、文化勲章受賞)の書斎兼茶室である。
1933年に北軽井沢に建設され、その後1996年この軽井沢高原文庫の庭内に移築し公開している。

弥生子は「ホトトギス」への掲載を機に文壇にデビュー。また夏目漱石の門下である野上豊一郎の妻であることでも知られている。
弥生子の軽井沢を舞台にした作品には「迷路」、随筆「鬼女山房記」がある。この山荘は文人達の交流の場でもあった。

入場料:高原文庫の入館料に含まれる。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
[googlemap lat=”36.32722720146474″ lng=”138.5971212387085″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]

解説版には弥生子のこの山荘での当時の暮らしぶりや、多くの文人等と交流した様子が解説されている。


現在、書斎が建つ場所は小高い石垣の上にあり、移築前のかつての北軽井沢の地形に合わせて建てられた。。


屋根は茅葺、室内は茶室風に設計された山荘の離れ屋である。この風情ある書斎は野上弥生子のお気に入りであった。


建物の構造は簡素ではあるが、自然に親しみ、孤独を愛した弥生子らしい造りである。


弥生子はこの縁側から、浅間山から朝日が昇る光景や浅間山の裾野に広がる自然に親しんだことだろう。


書斎の書院窓は丸く土壁をくりぬいた造りであり、一般的な書院窓のような竹格子が無いのが特徴である。


屋根は茅で葺かれ、苔むした姿がこの離れ屋に相応しい。


離れ屋の玄関の梁と柱は丸太を剥き出したまま使い、自然と調和させた軽井沢らしい造りとなっている。


離れ屋の玄関口である。左側には懐かしい建て付けの下駄箱がある。


離れ屋内には、書院造りの書斎と茶室風の和室の二部屋がある。


床の間の床柱と梁は自然の丸太をそのまま使い、いかにも山荘の茶室らしい。


この茶室では、宝生新・桜間金太郎・安部能成等と謡い会を催したという。


天井から吊る下がっている裸電球の傘は質素で古めかしく弥生子の当時の暮らしぶを偲ぶことができる。


室内は茶会も出来るように茶室風の造りとなっている。

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軽井沢高原文庫の浄月庵|大正初期に建てた有島武朗別荘|軽井沢町塩沢

武朗の父武が明治末期から大正初期に建てた別荘である。
父から譲り受けた武朗はこの別荘で1916年(大正5年)から毎夏を家族と過ごした。

この有島武郎の別荘「浄月庵」は、1993年婦人公論記者との心中事件の舞台となったことで脚光を浴びた。
また渡辺淳一の失楽園にも登場している。
現在、軽井沢高原文庫内に建つ別荘は武朗の終焉の地である三笠ホテルの近くからこの地に移築したものである。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
[googlemap lat=”36.32722720146474″ lng=”138.5971212387085″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]

高原文庫の前にある「旧有島武朗別荘」の案内標識と解説版である。
解説版には、別荘「浄月庵」の由来と有島武朗の代表作品について解説されている。


別荘の造りは木造二階建ての和洋折衷風の建物である。
武郎の代表作「生まれ出ずる悩み」は大正7年に、この別荘で生まれた。


外壁は全面が杉皮貼りで造られている。


一階のテラスは広く設計され軽井沢別荘の共通の特徴である屋根付である。


別荘の勝手口。


記念館の正面玄関である。記念館とカフェライブラリー「人房の葡萄」の入口である。


記念室は玄関を入った階段を上った二階にある。
入館は軽井沢高原文庫の入場券で入れる。
またカフェを利用すれば無料で入館することができる。


記念室内には武郎の著書・原稿の原紙、この他に室生犀星の原稿などの貴重な資料が公開されている。


記念館の中央に置かれたショーケースショーケースを中心に資料が展示されている。


有島武郎の代表作である「或る女」が映画化された時のポスターである。
京マチコ、若尾文子等の最盛期である。


有島武郎が軽井沢で書いた詩の扁額が壁に掛けられている。


資料展示用の大きなショーケースは見事な軽井沢彫で作られている。


二階の窓ガラスは格子状の枠で作られており山荘の雰囲気を演出している。


二階の個室である。中央に大きなテーブルと椅子が置かれているが武郎の書斎であろうか。


天井には電燈の配線が剥き出しのまま敷かれ、また電燈も裸電球である。
当時のままが復元されている。


一階にはカフェライブラリー「一房の葡萄」が記念館内に併設されている。


カフェルームの中央には見事な漆塗りと思われる朱塗りの大きなテーブルが置かれている。
この空間で飲むコーヒーの味は格別である。


テーブルの上には軽井沢と関係ある小説家の著書が主として置かれ自由に読ませてくれる。


カフェ店内は洋風の中に和が演出されており、床の間が造られている。
何故かこの雰囲気が落ち着く。


カフェ店内の各所に軽井沢ゆかりの作者の小説が置かれている。


カフェ店内に置かれた使い込まれたピアノである。
このカフェの雰囲気にピッタリとマッチしている。


カフェの天井の梁、そして電燈の配線は剥き出しのままであり、移転前の建設当時のままを復元している。


天井からつ提げるられたシックな照明器具は、明治、大正期を思わせる風情ある形をしている。


かつての別荘のテラスは、カフェライブラリー「人房の葡萄」のカフェテラスとなっている。有島武郎の一族が過したこのテラスでコーヒーが飲むことができる。


カフェ室内とテラスは続いており自由に出入りできる。カフェライブラリー「人房の葡萄」では、この広いテラス席にコーヒーを運び静かな贅沢な時間が過すことができる。


カフェテラス席からタリアセンの森が見える。テラスでお好みの小説を読みながらコーヒーを飲むのは一段と優雅である。

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おひさま 安曇野市 観る

万水川|川の向こうにアルプスを望む土手「おひさま」ロケ地|安曇野市

安曇野の里から大王わさび農場へと続く、万水川(よろづいがわ)河畔の「せせらぎの小路」沿い。
NHK朝ドラ「おひさま」では、北アルプスを望む土手をお母さんと陽子が一緒に散歩したり、自転車で通学するところなどが撮影された場所です。
また、JR東日本の大人の休日倶楽部「安曇野」篇では、吉永小百合さんが自転車で颯爽と走るところが撮影されたところでもあります。

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万水橋から白金橋の間の土手をぐるっと一周歩いてみることにしました。
安曇野の里から県道310号線を歩いてスタート!!

万水橋から川沿いの土手へ・・・

800m先にわんだあえっぐ、次の橋まで1.2km、大王わさび農場まで2.1km

万水橋の上から万水川を眺めてみたところ

自然そのままの河川敷です。

北アルプス側(西側)の土手から歩いてみます。

所々に桜の木があります。

木々が均等に生える向こう岸

大通りからちょっと入っただけなのに、すごい自然を感じられます。

つくしもにょきにょきと・・・。

西側の土手は砂利が大き目で少し歩きにくい感じ。

カモが水流に逆らって泳いでいました。

いろいろなところから湧き出た水が集まって合流しています。
万(よろず)の水を集めて流れを成すことから「万水川」と名付けられたんだとか・・・。

わずかですが待避所も設けられています。

北アルプスがよく見えます。

「おひさま」で陽子とお母さんが散歩していた場所はこの辺りでしょうか。

ミツバチをたくさん見かけると思ったら、養蜂場があったんですね。

用水路がはりめぐらされています。

白金橋に到着

橋を西へ行くと穂高市街地に出ます。

遊漁者の皆様へ

この土手を直進すると、原口房子が車で走った道にでます。
かすかにですが、等々力橋が見えます。

この辺りは、田園風景越しに北アルプスが望める絶景スポットです。

白金橋をわたって、東側の土手へわたって折り返します。

ここにもわかりやすい案内板があります。

危険な水位の目安

どこか工事が始まるんでしょうか。

ニジマスの養殖場

とてもきれいな水の水路がわさび田へと続いています。

わんだぁえっぐ ネイチャー&チャイルド」のベースキャンプ

ラフティングボートで川下りが楽しめます。

門柱がかわいい

ボートが出る場所

犀川との合流点に流木があるそうです。
右へ寄って合流しましょう。

東側の土手は比較的歩きやすい歩道です。

吉永小百合さんがJR東日本のCM撮影した場所には看板があります。

大人の休日倶楽部「安曇野」篇
http://www.jreast.co.jp/tabidoki/tvcm/index.html?code=otona12

たぶん「おひさま」に出てくるのもこの辺りだと思います。
そのうち同じような看板が立てられるかもしれませんね。

ロケ地周辺から北アルプスを眺めてみました。

ごみ捨て禁止看板はなぜ犬に向かってゴミを捨てる絵が多いんでしょうか。

T字路

ここを左折すると安曇野の里に出れます。

直進すると木漏れ日が美しい遊歩道が続きます。

左折して安曇野の里へ戻ります。

脇にはわさび畑のハウスが広がっています。

あづみ野ガラス工房の建物の裏側

安曇野の里へつながる橋

ちなみに橋の北側は「わき水探索路」になっています。

プラザ安曇野の裏側にある広場にでました。

気軽に万水川のロケ地になっている所へ行くなら、プラザ安曇野の裏から行くと近いですね。

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観る 軽井沢町

景勝地 千ケ滝|軽井沢を代表する景勝地のひとつ|軽井沢町千ケ滝

千ケ滝は軽井沢を代表する景勝地のひとつである。
落差20メートルの滝がレンガ色の溶岩の間を豪快に水しぶきをあげて落下する。

千ケ滝の滝壷までは「せせらぎの道」と名付けられた遊歩道を1kmほど歩く。
木立のなか・渓流沿い・水遊び場・木道橋・と変化に富んだ自然道となっている。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町千ケ滝
問合:軽井沢観光会館 電話:0267-42-5538
[googlemap lat=”36.39603915848893″ lng=”138.56921017169952″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉千ケ滝[/googlemap]

木道の道を登り切り、少し下ると、いよいよ千ケ滝の滝壷に到着である。


水しぶきをあげて流れ落ちる滝、絶壁に生える樹木の緑、レンガ色の岩石が見事に調和しまさに絶景だ。


溶岩の絶壁の間から豪快に流れ落ちる滝の雄姿である。


落差20mから、滝の水は豪快にしぶきをあげて一気に流れ落ちる。


水は岩に砕け散り、水しぶきとなって一面に飛び散る。


夏の千ケ滝は清涼感に溢れている。ここに来ると真夏の暑さを忘れさせてくれる。


流れ落ちた滝の水は、谷間の渓流へと一気に流れ込む。


ここから先は谷底の渓流である。


千ケ滝の脇には昭和6年に建立された千ケ滝不動尊がある。ここで願いごとを祈るのも良い。


晩秋の千ケ滝は下流の木立が色ずく頃には、もうこの場所は海抜が高いため木々の葉は既に落ち切ってしまっている。


紅葉をわずかに残した滝の噴出し口流れ落ちる滝である。少し寂しいがこれもまた情緒がある。


滝の周りの木の葉は落ち、レンガ色の花崗岩が剥き出しになっている。
この季節しか見られない趣きのある光景である。

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観る 軽井沢町 遊ぶ

千ケ滝・せせらぎの道|景勝地千ケ滝の滝壷まで続く遊歩道|軽井沢町千ケ滝

景勝地千ケ滝の滝壷まで続く2.5Kmの大樹に囲まれた遊歩道である。

春は若葉の新緑、夏は緑豊かな木立、秋は落葉樹の紅葉が四季折々の自然を満喫させてくれる。
滝壷までは、千ケ滝の渓流沿いに整備された「せせらぎの道」、緩やかな清流の「水遊び場」、
眼下に渓流が見下ろせる「木道の橋」など変化に富んだハイキングができる。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町千ケ滝
問合:軽井沢観光会館 電話:0267-42-5538
[googlemap lat=”36.38328703837677″ lng=”138.57622146606445″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉千ケ滝[/googlemap]

千ケ滝までコースは、二通りの行き方をお勧めしたい。
足に自身のある方は、セゾン現代美術館前(この標識)から徒歩90分のハイキングコース。
二つ目は、千ケ滝駐車場から約1Km、徒歩30分の子供連れ、高齢者向けの散歩コースである。


この道はセゾン現代美術館前からのハイキングコースである。
緑豊かの静かな道を歩いて、または自転車に乗ってサイクリングもするにもよい。
行きの自転車は少しキツイが帰りの下り坂は快適である。


道の両側は、落葉松、ハルニレ、ミズナラなどの木立に囲まれ、体全体に森林浴を浴びることができる。


セゾン現代美術館前から千ケ滝駐車場までの、秋の紅葉が美しいハイキングコースである。


特に秋は落葉松、ハルニレ、ミズナラなどの紅葉が一段と美しい道である。


千ケ滝駐車場は、セゾン美術館前から約1.5kmほどの距離にある。
環境保護のため車の乗り入れはここまでである。


トイレは駐車場の隣、「せせらぎの小道」の入口ある。
何時も清潔に管理されている。


「せせらぎの小道」入口から千ケ滝までの案内標識である。
ここから千ケ滝までの距離は1.5Kmである。


「千ケ滝せせらぎの道」は人に優しく、そして災害に強いことを基本方針とした工法で整備された道である。


せせらぎ橋である。
橋の上からは千ケ滝から流れ出た深い谷間を流れる渓流が眺められる。


せせらぎ橋を渡ると、なだらかな山道が木立のなかへと続いている。
ここから先は開発によって自然は壊されていない。存分に自然と触れ合うことができる。


紅葉の季節にせせらぎ橋を渡った付近の光景である。


せせらぎの道は険しくもなく、小さな子供連れ、年輩者でも気軽にハイキングを楽しむことができるコースである。


紅葉の季節に落ち葉を踏みしめながら歩く。
朱に染まったモミジは一段と美しく鮮やかである。


木立の中を進むと「せせらぎの道」の名のごとく、岩間から流れ出た湧き水のせせらぎが心を和ませてくれる。


季節の山野草の花が小川のせせらぎを包み込むように静かに咲いている。


千ケ滝から流れ落ちた渓流を、遊歩道の所々で眺めることができる。
この清流にはイワナも多くいると聞く。


災害防止用の砂防ダムから滝となって水しぶき上げて流れ落ちる。


「せせらぎの道」の途中には清流が緩やかに流れる「水遊び場」がある。
また川辺には東屋もあり休息することができる。


川は浅瀬で流れは緩やかである。
小さな子供を安心して遊ばせることができる。


愛犬を連れて一家で水辺を楽しむ姿もある。


犬達も清流を全身に浴び気分も爽快そうである。


紅葉の季節の水遊び場である。
ここで持参した弁当を開き、深まる秋を鑑賞しながら食べると味わいも格別である。


駐車場からここまで徒歩約30分、この地点から目指す千ケ滝まではあと100mほど、もう直ぐである。


ここから先は少し急坂ではある。しかし木の階段となっているため登りやすい。


木立の間から谷間を流れる渓流を楽しみながら木道を一歩一歩登る。


谷間の急斜面に整備された木道、この道の下は渓谷である。


千ケ滝に到着だ、いよいよこの木道を登りきると千ケ滝の滝坪である。


眼下に見えるのは千ケ滝から流れ落ちた後の第二の滝である。


木の葉が落ちきった晩秋の季節には、夏の間は木々の葉で見ることの出来なかった景色が眼の前に広がる。新しい千ケ滝の光景を発見した思いである。


木の葉が落ちた木々の合間から千ケ滝の全容が見える。


晩秋の木道から見る光景である。静かな秋が好きな方はこの季節の千ケ滝は最高である。

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観る 軽井沢町

セゾン現代美術館|世界を代表する現代美術作家の作品が集結|軽井沢町長倉

世界を代表する現代美術作家の作品が広大なこの芸術の森に集結。

軽井沢の豊かな自然のなかでユッタリと芸術が鑑賞できるように広大なスケールで設計されている。
美術館は1962年東京高輪で「旧高輪美術館」として開館、昭和56年(1981年)に軽井沢千ケ滝に移転し現代に生きる美術館として「セゾン現代美術館」と改名し発足した。

住所:長野県軽井沢町長倉芹ケ沢2140
電話:0267-46-2020
入館料:一般1000円、大高生700円、中小生300円 11月下旬~4月下旬休館 
[googlemap lat=”36.369881″ lng=”138.580755″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉芹ケ沢2140[/googlemap]

国道146号線、星野温泉の信号を千が滝温泉方面へ進むと左側こ案内標識が見えてくる。
ここを左折し約200メートル程の場所にあり、駐車場も整備されている。


バスを利用してのセゾン現代美術館へのアクセスは、軽井沢駅南口から美術館巡りに乗り美術館前下車、又は北口から草津温泉行に乗り「千が滝温泉入口」で下車徒歩10分である。


美術館の入口には毎年開催される展示会の案内が看板に表示されている。


美術館は正面門から木立の中の庭内の長い道を真っ直ぐ進む。


庭内から美術館に通じる橋、鉄の造形である。
作者は若林奮氏だ、この入口からすでに現代美術展が始っている。


美術館正面玄関へと続く光景である。
起伏のある丘、そして樹木と美術館の建築が見事にマッチし来館する人々を魅了させてくれる。


秋の紅葉の季節は、丘に広がる芝生の緑、落葉樹の紅葉、そして軽井沢の澄んだ空の青が芸術の秋を演出してくれる。


美術館の起伏のなだらか斜面を利用した広大な庭内の緩やかな坂を少し歩くと、現代アートの殿堂に応しい建物が姿をあらわす。


落葉樹の葉が落ちた季節の美術館庭内である。少し寂しい気もするがこうした風情もまた情緒があり奥深い芸術の秋を感じる。


建物の設計は菊竹清訓氏である。


美術館の側面から撮影した外観である。建物全体が緑の森にスッポリトと囲まれている。


広い庭内を歩くと突き当たりが、美術館正面玄関である。


正面玄関を入り館内を覗くとロビーに飾られた現代美術の作品が見え、館内の作品への期待が一層高まる。館内に入りジックリと世界の現代美術を鑑賞するとよい。


庭内の散歩道に掛けられた鉄製の橋、鉄の造形である。これも自然と見事に調和させた造形美である。


絶滅した思われていた杉科の「メタセコイア」の生木である。
1945年中国四川省で発見されたことでも有名であるという。


メコセタイヤの木の解説版、貴重な樹木の一種であることが解説されている。


庭内を流れる小川のせせらぎ、そして野鳥の鳴き声が清清しく聞こえてくる。この静か芸術の森は程好い散歩コースでもある。


庭内小川と彫刻


広い庭内には自然と調和させた多くの現代彫刻の作品が置かれている。ユッタリとした静かな自然のなかで鑑賞させてくれる。庭内は誰でも無料で鑑賞することができる。


庭内の彫刻の作品の前には来館者のために、作品名、作者、作成年度が刻印されたプレート版が設置してある。


作品名:天沐 Tenmoku ・天聖 Tensei、作者:1985年 安田侃 (Kan Yasuda)


作品名:コール ・マイン TC5102 プレート


作品名:コール ・マイン TC5102 Coal Mine TC5102、作者:1982年 篠田守男 (Morio Shinoda )


作品名:地人 プレート


作品名:地人 Chijin、 作者:1983年 安田 侃 (Kan Yasuda )


作品名:HELIX 892L プレート


作品名:HELIX 892L、 作者:1989年 脇田愛ニ郎 (Aijiro Wakita )


作品名:My sky holc 94-5 石のラビラント &白花崗岩 プレート


作品名:My sky holc 94-5 石のラビラント (My Sky hoic 94-5 Iabyrinth of stone、作者 1994年 井上武吉 (Bukichi Inoue)


作品名:白花崗岩、ステンレス・スチイール・木 white granite,stanless steel,Tree、作者:1994年 井上武吉(Bukichi Inoue)


作品名:斧の堆積または雪崩 プレート


作品名:斧の堆積または雪崩 Accumulation des Haches ou Avalanche、作者:1979年 アルマン(Arman)


作品名:風の音 プレート


作品名:風の音 Sound of Wind、 作者:1983年 山本 正道 (Yamamoto Masamichi)


作品名:YU-6 プレート


作品名:YU-6、 作者1987年 吾妻 兼冶郎 (Kengiro Azuma)


作品名:雲の山 プレート


作品名:雲の山 Clcud Mountain、 作者:1982年 イサム・ノグチ(Isamu Noguchi)

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観る 軽井沢町

鹿島の森・お水端通リ|旧軽井沢の別荘地散策のお勧めコース|軽井沢町大字軽井沢

旧軽井沢の別荘地散策のお勧めコースである。
三笠通りから雲場池の間のお水端通りの両サイドには大樹が茂り、また豪華な別荘が建ち並ぶ。

また明治天皇の来軽時に使用された御膳水の湧き水である源泉へも立ち寄ることができる。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1373-6
電話:0267-42-5538
[googlemap lat=”36.357923″ lng=”138.625629″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢(大字) 1373−6[/googlemap]

夏の「お水端通り」は樅の木、落葉松の大樹の緑に囲まれ、秋は落葉松の紅葉、また別荘地内のモミジが紅く染まり軽井沢の四季を堪能させてくれる。


夏の「お水端通り」は樅の木、落葉松の大樹の緑に囲まれ、秋は落葉松の紅葉、また別荘庭内のモミジが紅く染まり軽井沢の四季を堪能させてくれる。


このコースは観光客にも人気があり四季を通じて散策を楽しめる。


この道は車の交通量も比較的少なく、安心してユッタリと軽井沢の風景を味わいながらと歩くことが出来る。


お水端通りの中心部から雲場池に向かう途中の風景である。木立に囲まれ、道の下には雲場池の上流、雲場川の清流が流れている。


夏の「お水端通り」は樅の木、落葉松の大樹の緑に囲まれ、秋は落葉松の紅葉、また別荘地内のモミジが紅く染まり軽井沢の四季を堪能させてくれる。


軽井沢の高級感溢れるホテルで、お水端通りを散策しながらラウンジに立ち寄りティータイムを満喫すると良い。
ラウンジから見える庭園が優雅さを増してくれる。


ホテルの庭内は広く、夏は緑の芝生と木立に囲まれた静かな時間を過ごすことができる。
また紅葉の季節も素晴らしい。

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観る 軽井沢町

軽井沢集会堂|三越社長ら日本人有志によって大正11年に建設|軽井沢町軽井沢

三越社長、朝吹常吉ら日本人有志14名の出資によって大正11年に建設された。
設計は軽井沢で多くの別荘建築を手掛けたW.M.ヴォーリズ建築であり歴史的価値がある。

ここは「軽井沢集会堂委員会」が組織化され日本人軽井沢クラブの拠点となった。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
[googlemap lat=”36.355574″ lng=”138.633959″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢[/googlemap]

屋根は入母屋造りで、和洋折衷の設計となっている。


外壁は南京下見貼り、格子状の窓枠を白く塗り茶色の外壁と調和させている。この様式は大正時代以降の軽井沢別荘建築に多く見られる。


集会堂への入口面である。現在でも催事場、講演会、コンサートに使用されている。


正面玄関には「KARUIZAWA HALL軽井澤集会堂」の表札が建設当時のまま残されている。


建物の基礎には、浅間山花崗岩である浅間石が積まれた強固な構造となっている。

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観る 軽井沢町

軽井沢日本人別荘第1号八田邸|建設当時のまま現存、旧海軍大佐の別荘|軽井沢町

日本人が最初に軽井沢に建てた現存する別荘である。
1893年(明治26年)に旧海軍大佐、八田裕二郎が建設した。

100年以上もの長い期間、建替えせず3代続いて所有されている。


英国留学生活の長かった裕二郎氏はこの別荘で多くの外国人、宣教師等と交流をもったと言われる。
一階の建物から張り出した部分は当時はテラスである。この場所でショー等と語りあったであろう。


建物は屋根が板貼りからトタン屋根に変わっているが、これ以外が建設当時のままが維持されている。


建物の基礎工事は石積の強固な設計で造られている。

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観る 軽井沢町

ユニオン・チャーチ|明治30年創立のキリスト教各宗派の超教派の合同教会|軽井沢町軽井沢

聖地軽井沢を育てたダニエルのノルマンが1987年(明治30年)中心となりユニオンチャーチは創立された。

キリスト教各宗派の超教派の合同教会である。
また別荘に住む外国人達や日本の宣教師達のよりどころであった。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1001
電話:0267-42-4605
[googlemap lat=”36.360671″ lng=”138.641913″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢(大字) 1001[/googlemap]

現存の建物は1918年(大正7年)にヴォーリズの設計により、重要文化財旧三笠ホテルを建造した大工小林大三によって立て替えられた。


建物の正面二階の十字架である。
十字架の下には「I AM THE WAY AND THE TRUTH AND THE LIFE」が掛けられている。


建物の構造は、木造押縁下見板、板張切妻屋根で建築されている。


教会内は300人は収容できる大ホールとなっており、当時としては軽井沢最大級の建築物である。


ホールは、礼拝や宣教師達の集会だけでなく、避暑客や別荘族達の社交と団欒の場であり、また音楽会なども開催された。


教会の天井中央には軽井沢を象徴する白樺で作られた白い木の十字架が印象的である。


教会の中に入ったら天井の構造設計に注目したい。軽井沢で多くの別荘建築を手掛けたヴォーリズの歴史的価値ある建築設計を見ることができる。


これは天井の梁である。この構造は天井の強度上げるための工法である。


天井の梁は丸太をそのまま剥き出しで使用しており、木の自然のままの魅力を出している。


正面玄関を入ると多くの写真が展示されている。外国人の避暑が多かった時代が偲ばれる。


記念写真

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観る 軽井沢町

世界の人形美術館|世界中の人の顔・衣装を人形で|軽井沢町軽井沢

人形美術館には世界の人形が収集され展示されている。

館内では創作人形教室も開催されている。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢856-2
電話:0267-42-9320
入館料:大人700円・小中高生500円
[googlemap lat=”36.355574″ lng=”138.633959″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢[/googlemap]

美術館入口である。まさに人形の館のような建物である。


スペイン、リアドロ オランダ デルフト焼きなど


正面入口の展示ケースの中には館内展示品の人形の一部が展示されている。


人形の世界には世界中の国・地域・民族・宗教などのそれぞれの顔と衣装が多種多様に表現されている。

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安曇野市 暮らす

「安曇野の里」湧水・名水百選|おいしい北アルプスの伏流水|安曇野市豊科

ビレッジ安曇野あづみ野ガラス工房、プラザ安曇野、レストチロル田淵行男記念館などが集まる「安曇野の里」にある湧水。
名水百選にも選ばれたおいしい水で、自由に飲んだり汲んだりできるようになっています。観光ついでに寄っていく人はもちろん、特に地元の人の利用が多く、生活に欠かせない湧水です。
この湧水は、ビレッジ安曇野ではお風呂の水に、レストチロルでは水出しコーヒーなどにも使われています。

近くには遊歩道や安曇野わさび田湧水群公園などがあり、散策するにもいい場所です。
また、冬季は光のページェントというイルミネーションイベントでも人気の場所です。

[googlemap lat=”36.325658362629476″ lng=”137.90481358766556″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.325658,137.904814[/googlemap]
安曇野の里
【住所】安曇野市豊科南穂高6780番地
【TEL】商工観光部観光課(電話0263-82-3131)、ビレッジ安曇野(電話0263-72-8568)
【HP 】 http://www2.dango.ne.jp/villagea/

安曇野の里は豊科インターから車で5分くらい、アクセスしやすい場所にあります。
駐車場は田淵行男記念館の方ではなく、プラザ安曇野前へ。

プラザ安曇野前にある「安曇野の里」と書かれた四角い柱から、常に流れています。

読みづらい立て札・・・。頑張って読んでみました。

安曇野の名水
この水は北アルプスの雪解け水が地下水となって安曇野に湧きだしたもので、水環境の保全が極めて優秀であることから環境庁の名水百選に認定されました。安心してお召し上がりください。

流出口は2つあり、一度に2名が汲んだり飲んだりできます。

ペットボトル派にやさしい方

こちらは、お急ぎの方・ポリタンク派におすすめ。

2つ流出口がありますが、並ぶこともよくあります。
そんなときは、飲む人優先です。

水質検査結果報告書

定期的に更新されているので安心です。

ペットボトルを置いたりするのに便利なテーブルも設置されています。

プラザ安曇野の店先には、空のペットボトルが売られていました。
観光などで立ち寄った時に便利です。

最近、チェンソーアートのモニュメントが隣にできました。

仲睦まじい道祖神のチェンソーアート

チェンソーアートの説明書き

ちょっと年季が入ってて読みにくいです。

募金箱

美味しい水を無料で汲み放題って、本当に恵まれた所です。
こんな環境がずっと続くといいですね。

すぐ近くに立派なトイレがあるので、お水をうっかりガブ飲みして、お散歩してても大丈夫。

水汲み場から視界に入るところに、水車小屋があります。
こういう風景が一層お水を美味しくさせるような感じがします。

正面から見た水車小屋

表がガラス張りになっていて、中の様子を覗いて見ることができます。

この時は停止中でした。。。

周辺はわさび田湧水池があり、自由に降りて水に親しむことができます。

階段を下りるとすぐ小川。

ここ以外にも降りられる場所がいろいろあります。

夏でも水が冷たくて気持ちいいです。

ちなみに田淵行男記念館やガラス工房がある方の駐車場にはヒミツが!!

舗装材に間伐材や剪定木を使っているので、とっても環境にやさしいのです。


安曇野の里はビレッジ安曇野あづみ野ガラス工房、プラザ安曇野、レストチロル田淵行男記念館安曇野わさび田湧水群公園など、見どころいっぱいの場所です。
北アルプスの美味しい伏流水を味わいにお出かけしてみては・・・。

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暮らす 松本市

槻井泉(つきいずみ)神社の湧水|高さ25メートルのケヤキの下に湧く泉|松本市

長野県松本市清水にある槻井泉(つきいずみ)神社の湧水。
松本城の東に位置する湧水です。ここの地名「清水」も、古来からこんこんと湧き出すこの湧水に由来するそうです。

樹齢300年といわれるケヤキは松本市の天然記念物に指定されています。
江戸時代の水野氏の頃は、この水を使って染色や製紙産業を行っていたのだそうです。

住所:松本市清水1-2
[googlemap lat=”36.236103″ lng=”137.978822″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市清水1丁目2[/googlemap]


女鳥羽川を上流に向かって歩き、自然に曲がる昔ながらの道、清水橋を渡ると、向こうに大きな気が見えます。
ちなみに車は橋からは直進できません。一方通行です。


こちらが市の文化財にもなっているケヤキ。
4月で春芽の時期、赤くなっています。


隣は公民館です。


この赤い橋は車も渡れます。(普通の乗用車も通ってました)


清水町の由来の書いてある石碑です。


道祖神の前には座る場所もあります。
拝みに来る方も多いのでしょうか。


水質表です。


美津波廼女命(みずはのめのみこと)、御井神(みいのかみ)、鳴雷神(なるいかづちのかみ)を祭神とするそうです。
長野県には他に塩尻市洗馬などにも槻井泉という名前の神社があります。


橋を渡ります。
僅かの距離ですが異空間に行く感じです。


橋の右手にはこんこんと水が湧いてます。


こちらが全体像。
鳥居の奥にご神体、左に湧水、右にケヤキです。


二層になってこんこんと流れる音を聴いているだけでも心洗われます。


ケヤキの高さは約25m。


夏はさぞや木の下は涼しいことでしょう。


ケヤキの太さは1.6mほど。鳥居の柱が小さく見えます。


橋の反対側にはベンチもあります。
この日も近所の方々か、井戸端会議行われていました。

草木も砂利もとてもきれいに手が入れられていて、長年地元の人々から大事にされ続けてきた場所だとわかります。

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大町市 観る

大町山岳博物館(4)|付属園の動物たち|大町市

付属園では、北アルプスや大町周辺の動植物を、飼育・栽培し、繁殖や調査研究を行っているほか、けがや病気で保護された野生動物を保護しています。

屋外にある付属園は、博物館の休館日でも入ることができます。
一匹一匹に名前が付けられ、特徴も書かれていて、飼育員の方たちの愛情がしみじみ伝わってくる園内です。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館時間午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.50480691666524″ lng=”137.87086486816406″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市[/googlemap]


博物館(右手)の玄関から30メートル坂をのぼったところにあります。


木の看板には、ライチョウとカモシカも彫ってあります。


玄関です。


付属園にいる動物一覧です。


案内板です。


入口すぐにはホンドギツネ。


華麗なジャンプができるよう、中に工夫して板が配置されています。


マガモはこの日気温が高かったためか、濡れタオルの上でじっと休んでました。


左手、木の幹あたりに見えるのはキジです。
オスメスおります。


飼育員の方の小屋です。


小さなスペースですが、このあたりの希少植物も栽培されています。


フクジュソウが咲いていました。


白いザゼンソウに何か付いてます。
ガーゼに包まれた温度計のようです。
ザゼンソウは熱を出す植物で、寒い日でも中は20度あるのだとか。
熱を計っているのでしょうか。


「プライドが高く気の強い」ハクビシンのマメちゃん、とあります。
そして確かに「時には甘えたい」のか、寄ってきて子犬のよう・・
こんなハクビシンみたことありません。


隣は「食いしん坊」の雄雌のハクビシンです。


ホンドタヌキ・・愛らしいです。


カモシカコーナーはいくつかあります。
上の方にれんげがいました。


岩と同化してますが、アップで見るとこんな感じ。


隣のカモシカさんは小屋の中に・・いたのに・・


目が合ったら下りてきて、目の前で角スリスリ・・
これ何かの合図?
ま、ただの習慣でしょう・・


フクロウのまなざしは何とも言えません・・


昼間だってちゃんと目は見えます、とあります。


ニホンキジのつがいがいました。


なんとなく絵になります。


動物案内とベンチです。


園内地図もあります。


飼料小屋はなんだか風情があります。
奥に小さな神社があります。


その奥は行き止まりになっています。
以前はこの先も行けたのですが、季節的な事情かもしれません。


トビです。


6羽があわただしく飛びます。
日常で、トビを見上げることはあっても、低空飛行のトビを見下ろすことができるのはなかなかありません。


チョウゲンボウ・・どこでしょうか・・


奥に貼りついてじっとこちらを窺っています。


オオコノハズクもいました。


檻のたもとにはフキノトウが・・


ここにも二ホンカモシカが。
さっちゃんは「気が向けば、近くまで寄ってきます」とあります。


気が向いたようです。


上から見たらこんなさっちゃん。


とてもきれいな瞳と、見とれるような角と、輝く毛並です。


こちらは山岳博物館の3階展望室の一角にあるコーナー。


この草食は誰のごはんでしょう?


木のページを開くと答えが・・
二ホンカモシカでした。


トウモロコシ中心に食べるのは・・


甘い果物は・・


出た、ハクビシン。
うちの周りでは畑のトマトなど召しあがっていらっしゃいますが・・


う、ヒヨコもそのまま・・


食べているところの写真も、肉食だとリアルですね。


付属園の趣旨が出口近くにありました。

檻の中にいるのだけれど、動物たちが皆、飼育員さんから愛おしまれているのが伝わってきます。こうなるまでには愛情だけでなく、多大な努力や知恵が重ねられているのでしょうね。

種の保存を目的に、付属園で繁殖したニホンカモシカは国内各地の動物園に貸し出しているそうです。

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大町市 観る

大町山岳博物館(3)|「岳」ロケ地として|大町市

大町市は「山岳文化都市宣言の町」。山岳博物館はその中心施設として山の資料を収集・保管し、調査・研究を続けています。
また普及啓蒙活動も行っています。

2011年5月公開の映画「岳」は、山岳救助を題材とした漫画作品です。
北アルプスが舞台となっていますが、大町でも何か所かでロケが行われ、山岳博物館は「北部警察署」として撮影されました。
公開に合わせて博物館内で企画された特別展(2011.8.8まで)を記録としてお伝えいたします。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館:午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.50480691666524″ lng=”137.87086486816406″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市[/googlemap]


こちらが本当の外観です。


映画は、 山岳救助ボランティアとして登山者たちの命を救う主人公と、その仲間たちが繰り広げるドラマを描いた映画です。


ストーリーと解説です。
大町市では立山連峰だけでなく、大町北小学校、そしてこの博物館で行われました。


こちらが漫画のポスター。
一階の売店では、多くの書籍の中に、「岳」の漫画も売っていました。


ロケを撮影した写真のパネルです。


「長野県北部警察署」とあります。
実際に使われたものです。


セットが再現されています。


無線機もあります。


山のルートが実際に書かれていました。


実際の山岳地図も貼られています。


手前は衣装でつくられたようですが、奥の壁にかかっているのは実際に北アルプスの山岳救助隊のものです。
山小屋ではよく小屋番の人が着ています。


撮影の現場はこんな感じ。


3月に行われたロケでは、残雪の残る警察署を撮影するために、この雪を扇沢から運んだそうです。


パトカーが入るとホントに警察署みたいです。
博物館には見えません。


扇沢の雪がこんなにも・・。
看板も警察署になっています。


撮影のために文字が反転しているのは不思議な感じです。


大町北小学校での撮影風景。


こちらは6月なので、残雪のアルプスもバックにしっかり入っています。


主人公が遭難者に手を差し伸べている場面でしょうか。


お隣の山岳総合センターの案内です。
活動内容があります。


映画は遭難救助が題材ですが、安全登山を心がけることが一番です。


これは実際の登山者カード。
「山に入るときは届けましょう。」とよびけけています。


山岳博物館の応援ポスター、学芸員のひともエキストラで出演しているようです。
もちろん作業着でなく、警官の制服で・・!?

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大町市 観る

大町山岳博物館(2)|北アルプスの登山の歴史と自然の展示|大町市

館内では、北アルプスの自然と登山の歴史に関する資料を数多く展示しています。
また、3階からは雄大な北アルプスと大町市街を一望できます。

1階はホール・特別展示室・主に登山の歴史を紹介する展示室、喫茶と売店「こまくさ」があります。
2階は北アルプスの生い立ち・生態系の展示室。
3階は展望室になっています。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.505910769663984″ lng=”137.87009239196777″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市[/googlemap]


入口入ってすぐ右が受け付けです。


シンボルのカモシカがこんなところにも・・
ここで入館料を支払うと、パンフレットと山岳展望図がもらえます。


3階までの館内案内図もあります。


受け付けすぐ横にトイレもあります。
手前にペンギンが・・


ペンギンの募金箱、おおきい・・


入口にはスタンプコーナーもあります。


併設の付属園の案内です。


売店と喫茶「こまくさ」
手作り感いっぱいの、展望のいい和めるスペースです。
え?こんなものも・・と売店だけでも楽しめますが、それはまたの機会に。


こちらが常設コーナーです。
北アルプスの登山の歴史について山麓の民具や登山の道具・装備を中心に時代を追って紹介しています。


展示品がたくさんあります。


昭和20年代の山小屋が再現されています。


山道具もどんどん進化しているのがよくわかります。
・・というか、昔の人はすごい・・と思い知らされます。


エベレスト周辺地形の模型、ヒマラヤやヨーロッパアルプスなど日本人の海外登山も紹介されてます。


「遭難史」からも目をそらすことはできません。
井上靖の小説「氷壁」のモデルとなった、切れたナイロンザイルも展示してあります。


階段下には石彫のライチョウさんが・・


手作りアンケート箱。
いたるところに学芸員さんの、生き物や、博物館への「愛情」が窺えます。


2階への階段も山が・・山が・・。


上がってすぐのところに「北アルプスのかたち」が展示されてます。


各山ごとの岩石です。
年代によって色分けされています。


ここから2階常設展入口です。


最初に目があってしまいました。
ここで展示してある剥製はすべて、野山や路上で事故や病気で死んでしまった動物たちを、資料として活用するため、許可を得て甦らせたものです。


北アルプスは動植物の自然の宝庫です。


フォッサマグナの解説です。


リアルです。
デカいです。


「湿地」で生活する植物についての説明。


代表的なものの写真。


「湿地」で生活する昆虫の標本。


「湿地」の動植物を再現。


「湿地」から、隣は「湖」の生活再現。


その隣は「渓谷」と生態系の変化がとてもわかりやすいです。


奥はゆったりとしたソファーもあるライブラリーになっています。


「高山」の生態系です。


天然記念物「ライチョウ」の食べ物がわかりやすく展示されています。
子供目線に置かれていて、わかりやすく、たのしいです。


食べ物があれば、当然、糞についても。


剥製のライチョウ親子ですが、殻を破りたての雛まで!います。


オスとメスの違いも分かります。


ライチョウは冬は雪と同じ白の冬毛になります。
飛ばしてる・・


こちらも天然記念物二ホンカモシカです。
ホントよくこうして角をスリスリしてます。
ホント作ってる人の愛情感じます。


「高山」から「亜高山」の生態です。
標高が下がってきます。


厳しい高山と違って、生き物の種類もぐっと増えます。


ツキノワグマから向こうが「里山」です。


なじみの動植物もあります。


このあたりではよく見る動植物たちです。


3階へはシンプルな階段です。


が、上がるとそこは大パノラマ。


100円の望遠鏡もあります。
残雪と岩肌がおりなす雪形についても詳しい案内があります。


ジオラマもあります。


現在地です。


併設の付属園もよく見えます。
紹介コーナーもあります。


木彫りのオブジェが館内には多数ありました。
奥にエレベーターがあり下に降りれます。


1階まで下りてきました。
山岳博物館の歴代ポスターも展示されてます。
カッコイイです。


フリーペーパーのコーナーもあります。
野鳥の会や博物館関連です。


出口ではカモシカ親子が見送ってくれます。

博物館では、常設展示の他に、企画展・特別展の開催や自然観察会、山博おもしろミニゼミなどのイベントが年間を通して行われています。
ときおり、学芸員の方の解説付きの展示会などもありますが、素朴な手作り感と愛情にいつも好感を持てます。

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ロケ地 大町市 観る

大町山岳博物館(1)|「岳」ロケ地・雄大な北アルプスと大町市街を望む|大町市

昭和26年に誕生した日本初の山岳博物館です。

大町市民からは「山博」と呼ばれ親しまれています。
北アルプスを中心とする登山の歴史や自然についての展示のほかに、「生きた学習・研究の場」として動植物を飼育・栽培する付属園を併設しています。
2011.5月公開の映画「岳」では、大町山岳博物館が、「北アルプス警察署」という設定で登場します。
まさにこの写真の外観です。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.50529″ lng=”137.87061″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市大町神栄町8056−1[/googlemap]
長野道豊科ICから約40分。
上信越道長野ICから約45分(どちらも「オリンピック道路」経由)。
信濃大町駅より徒歩25分またはタクシー5分です。


306号線にある「神栄町」信号。
正面のこんもりした山に向かい、この信号を渡り、大糸線の踏切を超え、さらに直進します。


住宅地の中に入り「この道で大丈夫かな?」と思い始める頃、
「大町山岳博物館」と、紅葉が美しい「霊松寺」の看板が見えてきます。


看板の手前で、通ってきた坂道を振り返るとこんな感じです。


カーブを何度か曲がると、右手に展望台が見えてきます。


下り車線には車を横着けできるスペースがあります。
木のベンチが見えます。


座ってみると北アルプスと大町市街がよく見えます。
真ん中の大きな茶色の建物が大町市の合同庁舎です。


木彫りの地図があります。


この部分をアップで見てみると・・


ダムもはっきり見えますね。


山の名前も・・


形通りなのでわかりやすいです。


最後のカーブを過ぎると右手に博物館が見えてきました。


正面のこんもりした山、鷹狩山までの案内板もあります。
標高は1164mです。


駐車場から見た外観です。


博物館正面の駐車場には、正面にトイレがあります。
よく大きなザックを背負っている人や、山岳訓練している人を見かけるのは、左手の建物「長野県山岳総合センター」があるからです。


長野県山岳総合センターは、山岳における遭難事故の防止と健全な登山活動の目的をもって、昭和44年に開設されました。
登山や自然保護団体等の研修に利用でき、登山、研修などに必要な装備(ビーコン、ハーネス等)の貸し出しも行ってます。 


駐車場からは桜の植えられた広場越しに北アルプスを望めます。


でっかいケルン?それともオブジェでしょうか。
なにかいわくがありそうです。


駐車場からは階段を上がり、博物館へ行きます。


館の下の医師にも案内が貼ってあります。


正面玄関にはカモシカ親子の像が建ってます。


入口です。
このように年に何度か企画展が行われています。


入口ドアにもライチョウやカモシカさんが・・

館内は(2)でご案内するとして、来館者には、チケット領収レシートだけでなく、このようなものが手渡されます。

パンフレットと長~い北アルプスの展望図です。


展望図から「爺が岳」を望んでみましょう。
裏には山だけでなく大町市の名勝地の解説もあります。

季節、時間によって全くべつの大町の表情が望める展望地です。
暖かい晴れた日は、ここでのんびり風景をスケッチするのもおすすめです。

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安曇野市 買う

小笠原わさび店|穂高神社向かいのわさび漬けの老舗|安曇野市穂高

安曇野の清らかで豊かな湧水の恵みは、この地の名産である山葵をつくります。
そのわさびを酒粕に漬け込んでつくられる「わさび漬け」。

穂高駅から徒歩3分の駅前通りにある小笠原わさび店は、地元でも評判の高い老舗の一つです。
わさび本来の辛さと風味にこだわり、人工物は一切使用せず、創業以来の変わらぬ手作りの製法でつくられる上品な味に、地元だけでなく遠方のファンも多いです。

住所:長野県安曇野市穂高5976-3
電話・FAX: 0263-82-2414
[googlemap lat=”36.339804″ lng=”137.881852″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”16″ type=”G_NORMAL_MAP”]穂高駅(長野)[/googlemap]


車の場合は147号線を「穂高駅入口」信号で穂高駅方面に曲がります。
一つ目の信号を過ぎるとすぐ右手、黒(店)と白(作業場)の建物です。


風情ある造りのほうがお店の外観です。


右の白い建物はご覧のように作業場。
ご家族で作業されているのを、通りからよく見ます。
昔はよくある光景だったかもしれません。
この手作業が大切なのでしょうね。


お店の右に看板が立っています。
細い路地を挟んで隣が駐車場です。


かなりのスペースです。


店内の木造りの看板です。


店内です。
化粧箱に入ったわさび漬け見本が並んでいます。
化粧箱なしでも100グラム(378円)から購入できます。


トロフィーも陳列されています。


鮫皮のわさびおろしも売ってます。
これだと山葵本来の甘みや香りがより引き立つのだそうです。


ショーケースの上にはこれらの品も置いてあります。


小笠原わさび店のオリジナルはこのセロリ漬けです。
酒粕でつくられており辛くない、甘いです。


こちらがわさび漬け。
山葵と酒粕と塩だけでつくられています。


注文すると、その場ではかりで量って、量に合わせ化粧箱に入れてくれます。


こんな感じで・・。


化粧箱は秤の上だけでなく、別の棚にもぎっしりあります。


壁には「早春賦」の楽譜が。
ここから早春賦碑へは車で5分もかかりません。


例年4月中旬ごろまではわさびの花も売っています。
お浸しにするとおいしいです。
産地ならではの食材ですね。


もちろんわさび自体も売っています。
この部分、こちらでは根でも地下茎でもなく「芋」とよばれます。
そう思ってみるとそう見えてくるような・・

おかみさんは「わさび漬けを、ちくわやかまぼこにつけて食べるのが一番好き」とおっしゃってました。
山葵は季節によって辛みが違うのだそうですが、「味を人工物や量によって均一化させるのでなくその季節のわさびそのものの新鮮な味と届けたい」と言われる姿に作り手の誠実さと心意気を感じました。
わさび漬けは前日に作ったものを売ってます。当日だとまだ少し苦みがあるのだそうです。
つくってから冷蔵庫で10日間ほど持ちます。

夏に遠くから来店される方は、保冷剤や保冷パックをもっていかれることをお勧めします。
もちろん土産用などのために保冷剤など有料で置いてあります。ここから発送することもできます。

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安曇野市 暮らす

安曇野わさび田湧水群公園|名水百選の憩いの池がある公園|安曇野市豊科

国土交通省から「水の郷」の認定を受け、環境省の「名水百選」にも選出された清らかな水が織りなす風景を感じられる公園です。
この辺り一帯は、北アルプスの雪解け水が安曇野の扇状地にしみ込み、1日70トンの水がわさび田湧水群を潤しています。この水のおかげで特産のわさびやニジマスが育っているのです。

「県民豊科運動広場(県民グラウンド)」の隣にあります。
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安曇野の里から歩いて行ってみました。

県道310号線を西へ・・・
所々にわさび田の風景を見ることができます。

近道の階段があります。
ここを行けばすぐに公園にいけます。

もちろん、直進していってもOK!
「県民豊科運動広場」の看板があるところを左折します。

わかりやすそうで、そうでもない案内看板は、安曇野のいろんな場所で目にします。

公園の北側に駐車場があります。
3台くらいが限度です。

公園のほとんどは池。
公園名通り、池の占有率が高い公園です。

公園の案内図

昭和58年度「憩いの池」として整備完了。
平成5年度 国土庁「水とのふれあい環境整備事業」導入により整備実施。
安曇野市豊科南穂高4981-4
緯度 北緯36°19’10”
経度 東経137°54’17”
標高530m

環境庁からの名水百選認定書のコピー付です。

公園の雰囲気はこんな感じです。

芝生広場

ピクニックテーブルが設置してあるので、お弁当を食べたりしてもいいですね。

トイレ

怖いオーラが漂っています。。。

ここの水道水も名水なんでしょうか??

公園の中央に大きめの東屋があります。

池の雰囲気にしっくりくる建物

いつの張り紙でしょう?

しばらくお手入れした気配はなさそうなので、触っても大丈夫。

コイやニジマスが住んでいます。

カモもいます。

湧水群の仕組みをわかりやすく説明した看板

湧水起源、湧水利用状況、水量・水質など

おいしい水の基準値付きで、わさび田の水がおいしいことを証明しています。

湧水循環図

安曇野の水はこんな風に循環しているんですね~。

湧水口からはきれいな水が流れ出ています。

池の底を見ていると、プクプク気泡が・・・。
底からも水が湧いているんでしょうか。

公園の西側からの眺め

ここにも公園に降りれる階段があります。

公園を見下ろせる場所に東屋があります。

公園のすぐ向かいは県民豊科運動広場

ここの駐車場を借りてもよさそうですね。

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安曇野市 買う 食べる

大王わさび農場レストラン|わさびづくしグルメ|安曇野市穂高

安曇野のポピュラーな観光スポットといえば、大王わさび農場。
4月はわさびの花はもちろん、梅や桜も咲き、一年で最も華やかな農場になります。
朝ドラ「おひさま」の影響で今年は例年以上に観光客でにぎわいそうです。

今回は、レストランや売店のわさび農場オリジナルのわさびグルメを中心にご紹介します。
「こんなものまで?」とびっくりさせられるくらい、わさびを使ったグルメが豊富です。

グルメ以外は大王わさび農場の記事を、
「おひさま」蕎麦屋のセットの記事はこちらをご覧ください。

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大王わさび農場
【営業時間】4月 9:00~17:20 5・6月 8:30~17:20  7・8月 8:30~18:00
9・10月 8:30~17:30 11月~2月 9:00~16:30 3月 9:00~17:20 
【TEL】0263-82-8112
【住所】長野県安曇野市穂高1692 
【HP】http://www.daiowasabi.co.jp/

2010年7月にリニューアルしました。
売店周辺がきれいになってます。

魏石鬼八面大王の石像
両脇のは怖いけど、中央のはかわいい鬼さんです。

<<八面大王関連の観光スポット>>
八面大王足湯→八面大王とにらめっこしながら浸かれる足湯
魏石鬼の岩屋→八面大王が隠れ住んでいた洞窟

なぜ“大王”という名前の農場になったのかが書かれています。 (ダブルクリックで拡大)

農場内にある塚に大王の胴体が埋められたという伝説から“大王”という名前になったのです。

園内には蕎麦屋の「そば処 大王」、「いわな茶屋」などもありますが、今回は「わさび農場レストラン」へ行ってみることにします。
団体客の受け入れもOKな大きなレストランです。

真ん中にわさびがドド~ンの、レトロな外観です。

入口入ったところ

団体客用の部屋は地下、一般客は直進したところです。

外にもありましたがここにも食品サンプルが並んでいます。

中には味を想像しにくいツワモノも。。。

どんな味がするか勇気のある方は食べてみて下さい。

唯一わさびが使われていないっぽいメニューは、お子様セット!!
あとはどれもわさびづくしです。

食品サンプルを参考に食券を買いましょう。

食券をカウンターへ。

折り紙のディスプレイ

席数はたくさんあります。

窓側はカウンター席、わさび田風景を満喫しながら食事できます。

テラス席もあります。

わさびのホルマリン?漬け

理科の教科書にありそうなわさびの図

農場名「大王」のいわれ

大王わさび農場の特徴

店内のど真ん中に、なぜか公衆電話。

みんなの視線が気になります~。

レストランはセルフサービス。
子供用のお茶碗やスプーンこちら。

水、お茶、お湯のサーバー

もちろん、水は安曇野のおいしい水です。

信州サーモン丼  1000円

新鮮なわさびがトッピングされてます。
彩りに添えられているのは、わさびの葉っぱ!!

本わさび丼  700円

わさびそのものを楽しむならコレ。
わさび茎の漬物が入ったごはんに、かつお節、のり、ネギの超シンプル丼です。

食べ方メモ付き

本わさびが一本ついてきます。
これをすりおろして・・・

醤油にといて・・・

丼ぶりに投入!!

私の場合は、最初にわさびの塊ゾーンを食べてツンツン刺激を楽しんだあと、がぁっ~と混ぜて食べてます。

ご飯には、わさびの茎と芋の甘酢漬「ほろっこ漬」がたっぷり入ってます。

わさびコロッケ丼  600円

売店でも食べれるコロッケ、それの丼ぶりバージョン。
もちろん、コロッケの具にはわさびの茎、上にもわさびがトッピングされています。

食べ終わったら返却口へ。

今度は「売店」で食べれるメニューのご紹介です。
リニューアルされて、わさび色の外壁になってます。

今年3月にリニューアルされたばかりの「わさびソフト」
期間限定で330円→280円でいただくことができました。

以前は300円で、ボリュームもこの倍はあったので、ちょっとガッカリです。
味は全く辛くなく、子供用の味付けなので安心です。
個人的には、すりおろしたわさびを乗せて食べてみたい感じ(笑)

カップ入りもあります。

一見、メロンソーダなわさびビール、
わさびをトッピングした大胆なわさびジュースも名物ですが・・・飲んだことはないです。

わさびコロッケバーガー  350円

(コロッケのみは200円)

わさびソース、わさびマヨネーズをお好みでかけていただきます。

ホクホク甘めの味付けのジャガイモと、わさびの香りがいい感じ。
レタスの代わり?にわさびの葉入り。葉は辛くないです。

外にも食べる場所がありますが、冬はあたたかい売店内で食べることもできます。

店員さんがお茶を運んで来てくれました。(さすがにこれはわさび茶じゃありません)

漬物の試食もたっぷり。

売店もきれいになりました。
店員さんはわさび色の制服です。

先ほどのわさびソース、マヨネーズはもちろん、わさび味の食べ物だらけです。

4月はわさびの花が満開。
食用の花茎が採れるのはこの時期だけなんだそうです。

梅も満開。

桜も咲き始めて、一年で最も華やかなわさび農場です。

わさび田の仕事風景

雑草はバーナーで豪快に焼くんですね~。
いつもお疲れさまです。

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おひさま ロケ地 安曇野市 観る

正面に常念岳が見える道|「おひさま」ロケ地・房子が車で走った安曇野の道|安曇野市穂高

おひさま第一話、主婦の原口房子がスーパーで買い物をしたあと、安曇野へ出かけるシーンに一瞬登場する、正面に常念岳が見える両脇田んぼの道路。
実は、大王わさび農場のすぐ近くにある道です。
特に天気の良い午前中は常念がすごくきれいに見える場所で、地元人でもついついわき見運転してしまうほど景色の良いところです。
穂高駅から自転車や徒歩でわさび農場に観光にくる方も、何気に通過してるはずです。足をとめて房子気分にひたってみては・・・。

場所はこの辺り
[googlemap lat=”36.338739696807906″ lng=”137.9036521911621″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.33874,137.903652[/googlemap]

わさび農場側から見た「御宝田交差点」

ここを直進します。
わさび農場から穂高市街地方面へ続く道です。

上り坂

チンさむロードとまではいきませんが、車で上って下る感じがクセになります。
自転車には心臓破りの坂かも・・・。

万水川(よろずいがわ)をわたります。

等々力橋(どどりきばし)

万水川の川下方面を見たところ

万水川の川上方面を見たところ

川沿いの遊歩道もいい雰囲気です。

「おひさま」にもこの万水川沿いが登場します。

ベンチも置いてあったり、この辺りはウォーキングコースにもなっています。

房子が車で走った道はここです。

午後だったのでちょっと霞んでしまいましたが、天気の良い午前中はきれいな常念が見えます。
夕暮れ時もおすすめ。

安曇野で良く見かける「景観形成住民協定区域」の立て札

いつまでもこの景観を大事にしたいですね。

下り終えて振り返ったところ

観光地のウォーキングコースなので、こういう案内看板がたくさんあります。

ちなみに補足情報・・・
第一話に登場した、房子が買い物をしたスーパーは、「アップルランドデリシア豊科店」です。

株式会社アップルランドはスーパーマーケット「アップルランド」「アップルランドデリシア」をチェーン展開している企業。
キャッチフレーズは地域に密着した食品スーパー。中信地方を中心に長野県全域に出店している。
中信地方のスーパーマーケットの半分以上はアップルランドであるため、中信地方ではスーパー=アップルランドという構図ができている。特に松本市ではこれが顕著だが、他店の進出が相次いでいるためこの構図も崩れつつある。長野県内での店舗数は41店で西友(旧・SSV西友)に次ぎ2位。長野県内のローカルチェーンスーパーでは1位である。 Wikipediaより

ここで買い物をして、転んでリンゴをゴロゴロさせたあと・・・

常念の見える安曇野の田園地帯を走り・・・

蕎麦畑で脱輪して「えぇ~っ!!」と叫び・・・
早春の中山高原|北アルプスを望む「おひさま」ロケ地

さまよっていると、現代の陽子が営む「百白花」に辿り着くのです。
大王わさび農園|NHK朝ドラおひさまのセット

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安曇野市 暮らす 買う 食べる

vif穂高|安曇野の旬の農産物を豊富に取り揃えた直売所|安曇野市

山麓線沿いにあり、安曇野を一望できる広いスペースにあります。

地元野菜・穀物・果物やその加工品の直売所「いち番館」だけでなく地元食材を使った「味彩館」、加工体験教室「ふれあい体験館」、多くの観光客が訪れ蕎麦打ち体験をしている「こねこねハウス」、また毎夏には駐車場で安曇野観光汽船が気球体験など各種イベントも行われています。

地元の人にも観光客にも人気のある直売所です。

住所:長野県安曇野市穂高有明7751−1
電話: 0263-81-5656 ‎
定休:年始(1/1~1/5)
営業:8:00~17:00(夏時間)8:30~17:00(冬時間)
[googlemap lat=”36.34762355250817″ lng=”137.83945083618164″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市穂高[/googlemap]


穂高駅方面は308号・通称しゃくなげ線を、西(北アルプスの方)へ上がっていきます。


突き当り、25号・山麓線を左折すると(信号はありませんが往来が結構あるので注意です)すぐ右手に大きな建物が見えます。


看板が出ています。


外観です。建物の前にも駐車場がありますが、道路はさんで前にも横にも広大な駐車場があります。


vif穂高前からの風景です。
安曇平、東山が一望できます。
夏には目の前の畑も緑と収穫物でいっぱいです。


ここが外部入口。


右はトイレ。水飲み場もあります。


休憩所。自販機もあります。
日差しの強い信州の夏はこのテントの有難み、身に沁みます。


休憩所のうしろには階段があり、ふるさと体験館に続いています。


地元の素材を使った、豆腐作りやそば打ち、おやき作り体験ができます。
それ以外にも展示や各種イベントが行われています。


体験館の前にも広大な駐車場があります。
夏はここで気球が上がっています。


階段を下りて、物産を見る前に、こちらは併設している食堂「味彩館」外観です。
安曇野を一望できる食堂では郷土の味を楽しめます。


では物産館へ。
入り口前には所狭しと鉢植えや苗が並んでいます。


季節によってめまぐるしく種類は変わります。


時期によっては苗だけでなく野菜もここで販売されます。
穂高・牧の「牧大根」は有名で、秋にはここで箱で売られています。お漬物に使います。


種もたくさんあります。


店内への風除室にも野菜や切り花。


ポスたーは薪ストーブ用のペレットの案内です。


自動ドアからの店内。


入ってすぐ右には観光案内マップも含め地元の情報がたくさんあります。


この取材は4月ですが、まだリンゴも手に入ります。


野菜は地元のものがほとんどですが、冬、春先はまだ品数が限られます。
夏はお昼前にはなくなってしまうこともしばしば。
午後再出荷されていることもあります。


作り手の地区と名前も入っています。


米も合鴨米などいろんな種類があります。


豆類やキビ・アワなどの雑穀類もあります。


観光客向けのお土産コーナーもあります。


菓子箱類です。


リンゴジュースや黒豆のお茶、ハーブティーなどいろいろあります。


ここでつくられている「野沢菜わさび」など、お漬物もかなり好評です。


わさびだけでなく、わさび漬け、ふき味噌わさびなど種類もたくさん。
オリジナルの赤エノキも美味しいです。
左手奥はわさびの花です。


レジの店員さんにすすめられて、この案内どおり作ってみると好評でした。
特に他県の方には珍しかったようです。


そば粉、打ち粉もあります。
そば粉はそば打ちだけでなく、パンケーキやおやつにも使えます。


ここでつくられているお豆腐、美味しいです。


今日は手打ち蕎麦は売り切れ。つゆだけのこってました。
切り餅や旬のものを使ったプリンなどデザートもあります。


少し高めですが、すぐ近くの北アルプス牧場の牛乳もここ買えます。
瓶に入っていて、濃厚で美味しいです。


Vif穂高のパンは全て「こだま酵母」でつくられています。
秋田県白神山地の腐葉土から生まれた自然酵母です。
昼ごろ焼きあがりますが、あっという間になくなることもしばしば。
どうしても必要なときは予約した方がいいです。


自分でパンを焼く人には、地粉もあります。

布草履などの手作り品も置いてあります。


店の奥から全体を見るとこんな感じ。
そんなに広くありません。
正面にレジが2台ありますが、夏はかなり込み合います。

ここから、ゆうパック、クロネコ(100円引)で直接発送もしてもらえます。
入り口横に段ボールがたくさんあります。


レジ横には飴ちゃん類、観光の方は車の中で重宝ですね。
安曇野市のごみ袋も置いてあります。
また観光本も多数あります。

地元では「びふ」と呼ばれています。
三郷のサラダ市や明科のファーマーズガーデンに比べると値段はほんの少し高めかもしれません。が、とても心地よく買い物ができ、天気のいい日は広場でのんびりできます。
近くに八面大王の足湯などもあるので、「びふ」でお弁当を買って、このあたりを散策するのもおすすめです。